史上最低配当になりそうな第58回宝塚記念でキタサンブラックは勝つ?

競走馬競馬予想
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春のG1最終戦でもある第58回宝塚記念ですが、2017年はかなり出走頭数が少ないので、史上最低配当になりそうな予感がしませんか?

オカルト予想は後日に発表しますが、頭数と出走メンバーを見る限り、穴党には全く出番がなくなってしまいそうです。

そこで今回は、G1の史上最低配当になりそうな第58回宝塚記念で、ゴリゴリの1番人気になるであろうキタサンブラックが、勝つかどうかを考えます。

勝と分かれば、馬単や三連単の1着固定でキタサンブラックを買って、2着や3着だったらそれぞれに固定して買えば当たるでしょう。

ただし、世の中に絶対は存在しないので、もしかしたらキタサンブラックが、4着以下になることだってあるかもしれませんよ。

第58回宝塚記念が史上最低配当になりそうな理由!

まだ出走馬が完全に確定していませんが、第58回宝塚記念に登録しているのは、6月15日現在で全部で11頭です。

断然の1番人気で、史上最低配当の立役者になりそうなのが、大阪杯と天皇賞(春)のG1を2連勝中のキタサンブラック。

2016年の宝塚記念は、マリアライトの3着に敗れてしまいましたが、2017年の出走予定馬を見ると相手になるのは、1頭ぐらいしかいないのでほぼ勝ちは決までしょう。

ライバルとしては、サトノクラウン、シュバルグラン、シャケトラ、ゴールドアクターが上げられますが、やはり一番はサトノクラウン。

シュバルグラン、シャケトラ、ゴールドアクターは、すでに勝負付けが済んでいるので、キタサンブラックが負けるとは考えにく。

勝負付けが済んでいないサトノクラウンだけなので、馬連のキタサンブラックとサトノクラウンの組み合わせは、スゴいオッズになりそうです。

最大の目標は凱旋門賞とも言われているので、このメンバーで負けるのは許されないし、普通に走れば勝ってしまうでしょう。

ここからは余談で、キタサンブラックは、アイルランドで行われるG1のアイリッシュチャンピオンステークス(芝2000m)に、登録(6月1日)をしたそうです。

大阪杯を勝ったときに、アイリッシュチャンピオンステークスの優先出走権が与えられていたので、登録をしたのかもしれませんが陣営はどうするのでしょうか?

キシ
ただでさえ、宝塚記念は出走馬がそろわないのに、キタサンブラックが出ることで、さらに出走馬がそろわなかったのかもしれませんね。

過去10年間の宝塚記念の配当データ!

今のままだと、ほぼ確実にキタサンブラックが第58回宝塚記念で勝ってしまいそうですが、競馬には絶対がないのでまだ分かりません。

そこでキタサンブラックが、第58回宝塚記念で勝つのかどうか、過去10年間(2007年~2016年)の宝塚記念のデータから調べたいと思います。

もしかしたら、キタサンブラックに不利なデータが出てきて、最悪の場合は4着以下に沈むことだって考えられますからね。

過去10年間の1番人気の成績!

過去10年間の1番人気の成績は2007年から順に、8着→2着→3着→2着→2着→1着→3着→1着→15着→2着で、わずか2頭しか勝っていません。

勝った2頭は、2012年のオルフェーヴルと2014年のゴールドシップで、この2頭の共通点は天皇賞(春)で人気になりながら負けていることです。

オルフェーヴルもゴールドシップも京都の高速馬場が苦手だと言われており、逆に阪神の馬場は適性があると言われていたから、この結果だったのかもしれません。

過去10年間のファン投票1位の成績!

過去10年間のファン投票1位の成績は2007年から順に、2着→不出走→不出走→2着→2着→1着→不出走→1着→15着→3着で、こちらも勝ったのは2頭。

不出走が3回もあるけど、2017年のファン投票1位・キタサンブラックは出走を予定しているので、3着以内の確率はかなり高そうです。

ファン投票1位で勝った2頭は、1番人気だったオルフェーヴルとゴールドシップだったのですが、ファン投票1位の成績を表にすると面白い結果が出たんです。

宝塚記念は2年連続でファン投票1位になる馬が多い!

開催年ファン投票1位人気着順
2017年キタサンブラック1番人気?着
2016年キタサンブラック2番人気3着
2015年ゴールドシップ1番人気15着
2014年ゴールドシップ2番人気1着
2013年オルフェーヴル-番人気不出走
2012年オルフェーヴル1番人気1着
2011年ブエナビスタ1番人気2着
2010年ブエナビスタ2番人気2着
2009年ウオッカ-番人気不出走
2008年ウオッカ-番人気不出走
2007年メイショウサムソン2番人気2着

2007年のメイショウサムソンを除いて、2008年からずっと2年連続で同じ馬が、ファン投票1位になっています。

ここでポイントなのが、2度目のファン投票1位のときで、不出走を除き前年の着順よりも上になっている馬がいないこと。

2016年と2017年のファン投票1位はキタサンブラックで、2016年は3着になっているから、このデータからだと2017年は最高でも3着止まり。

さらに前年よりも人気が上がった馬で見ても、ブエナビスタが2着(2番人気)→2着(1番人気)、ゴールドシップが1着(2番人気)→15着(1番人気)で、着順が同じか落としています。

キシ
上記のデータを踏まえると、ちょっとキタサンブラックが、1着にならないような気がしてきました。

キタサンブラックの2着以下の負けパターン!

過去のデータは、あくまでも過去のデータであり、なんの根拠もないから信用できない人の方が多いでしょう。

そこでここからは、キタサンブラックの過去の戦歴から、どのパターンで負けているのかを調べます。

もし第58回宝塚記念が、キタサンブラックの負けパターンに該当してしまったら、過去のデータと合わせて本当に来ないかもしれませんね。

キタサンブラックが3着以下に負けたパターン!

キタサンブラックが3着以下に負けたのすべてG1で、2015年の皐月賞・ダービー・有馬記念、2016年の宝塚記念の4回、このうちダービーは14着であとはすべて3着。

宝塚記念を除く、皐月賞(北村宏司→浜中俊)、ダービー(浜中俊→北村宏司)、有馬記念(浜中俊→横山典弘)は、騎手がそれぞれ乗り替りをしていました。

乗り替わっていない2016年の宝塚記念の場合は、勝ち馬のマリアライトから同タイムの鼻差だったので、除外して良いのかもしれません。

キタサンブラックが2着に負けたパターン!

キタサンブラックは、過去2着だったことが2回しかないく、2016年の産経大阪杯(G2)と有馬記念(G1)のみ。

産経大阪杯は、勝ったアンビシャスと同タイムのクビ差、有馬記念は、勝ったサトノダイヤモンドと同タイムの首差でした。

負けたこの2頭とも斤量に2kgの差があり、1kgの差が1馬身や約0.2秒と言われているので、少なく見積もっても勝ち馬と同斤量だったら勝っている計算です。

キシ
キタサンブラックの戦歴を見ると、宝塚記念で負けるようには見えません。過去10年のデータと、真逆の結果になってしまいました。

キタサンブラックは第58回宝塚記念に勝つのか?

過去10年の宝塚記念のデータでは負けると出て、キタサンブラックが2着以下で負けたパターンだと、勝つと出てしまいました。

穴党はデータを信じて、本命党はキタサンブラックが2着以下で負けたパターンを信じれば良いのですが、最後にもう一つキタサンブラックの勝ちパターンを調べます。

これでキタサンブラックが、第58回宝塚記念で何着になるのか分かり、穴党も本命党も白黒がハッキリして馬券の参考になるはずです。

キタサンブラックは1番人気だと負けない!

キタサンブラックは、これだけ強いのに過去1番人気になったのはわずか4回しかないのですが、その4回とも人気にこたえて勝っています。

1番人気になったのは、G2の京都大賞典、G1のジャパンカップ・大阪杯・天皇賞(春)で、G1で1番人気になれば負けることはありません。

第58回宝塚記念では、当然のようにキタサンブラックが1番人気になるので、先頭でゴールを駆け抜ける可能性は高いでしょう。

小頭数だと負けない!

キタサンブラックが出走したレースで、12頭以下だってときの成績を調べると3回あり、G2のスプリングSが1着、産経大阪杯が2着、京都大賞典が1着になっています。

2着に負けた産経大阪杯は、前述でも書いた通り斤量差が2kgもあったので、タイム差なしを考量すると出走馬が同じ斤量になる宝塚記念では問題なし。

まぁキタサンブラックは、フルゲートの多頭数でも勝っているので、出走頭数をあまり気にする必要はないのでしょうけどね。

展開不問だから負けない!

キタサンブラックは、折り合いを欠くタイプではないので、逃げても逃げなくても勝っているので、展開に左右されません。

2017年の大阪杯では、マルターズアポジーが2番手以下を離して逃げたことで、3番手にいたキタサンブラックつかまえるために脚を使う必要がありました。

本来なら脚を道中で使った分だけ、最後にバテてしまい差されてしまう可能性があったけど、キタサンブラックは問題なく勝ったので宝塚記念も展開は不問でしょう。

キシ
ここまで調べた結果、普通に考えてもヘソを曲げて考えても、キタサンブラックに逆らうのは、やはり止めた方が良いのかもしれません。

まとめ

今回ご紹介した史上最低配当になりそうな第58回宝塚記念でキタサンブラックは勝つ?はどうでしたか?

宝塚記念のデータでは、キタサンブラックが負けるかもしれないけど、キタサンブラックの戦歴を見ると負けるのは考えられません。

たぶん単勝のオッズは、1倍台になってしまうので、穴党の人はキタサンブラックを買いたくないなら、宝塚記念のデータを信じるしかないでしょう。

逆に本命党の人は、キタサンブラックを馬単や三連単の頭にして、馬券を買うのが良いのではないのでしょうか。

あとは、枠番が気になるけど、小頭数だから大外に入っても不利にはならないし、過去に14番や13番で勝っているので問題なさそうです。

ここまで読んで、みなさんは第58回宝塚記念でキタサンブラックが勝つと予想しますか?それとも負けると予想しますか?

キシ
キタサンブラックを、消すことができるのは、宝塚記念の過去のデータぐらいでしょうね。普通に予想をすれば、とてもキタサンブラックが、負けるとは思えませんからね。
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