いつもはオカルト予想をしていますが、G3やG2では頻繁にオカルト予想に使えるヒントが少ないので、G3やG2の場合はマジメに予想をします。本来なら3点から5点くらい予想をした方が当たる確率は上がりますが、それだとあまり面白くないので、1点だけで馬券が当たるかどうかを調べるためにも、2017年のG3やG2は、1点でズバッと当てたいと思います。さすがに三連複や三連単は無理なので、単勝、複勝、馬連、ワイドのどれかで勝負。まずは、第33回フェアリーSと第51回シンザン記念からスタートです!
第33回フェアリーステークス
枠番 | 馬番 | 馬名 | 騎手 |
1 | 1 | コーラルプリンセス | 柴山 雄一 |
2 | ツヅク | 江田 照男 | |
2 | 3 | アエロリット | 横山 典弘 |
4 | ブラックオニキス | 黛 弘人 | |
3 | 5 | ジャストザマリン | 北村 宏司 |
6 | ヒストリア | 蛯名 正義 | |
4 | 7 | キュイキュイ | 津村 明秀 |
8 | モリトシラユリ | 吉田 豊 | |
5 | 9 | ポンポン | 嘉藤 貴行 |
10 | スノードーナツ | 松岡 正海 | |
6 | 11 | メローブリーズ | 大野 拓弥 |
12 | アルミューテン | 勝浦 正樹 | |
7 | 13 | パフォーム | 丹内 祐次 |
14 | アマノガワ | 柴田 善臣 | |
8 | 15 | ライジングリーズン | 丸田 恭介 |
16 | キャスパリーグ | 戸崎 圭太 |
第33回フェアリーステークスは、2勝馬がわずか2頭だけどかなり寂しいメンバーになっているので、かなり混戦ムードが漂います。
さらに、日曜日の天気は雨マークが付いているので、馬場が荒れるかもしれないから、予想がちょっと難しくなりそうです。
上位人気に予想されるのが、まず(1.3.0.1)の堅実な成績で、連帯を外したのは新潟2歳ステークスの5着だけだったキャスパリーグ。
父がディープインパクト、母父がストームキャットは、キズナやエイシンヒカリと同じ配合なので、かなりここでも人気になるでしょう。
鞍上も、戸崎圭太騎手を要しており、1勝馬ではありますが1番人気になるかもしれませんが、大外枠がどう出るでしょう。
次に上位人気が予想されるのは、東京の芝1600Mの500万円下の特別戦・赤松賞を快勝したコーラルプリンセス。
レースを見ると、外から馬体を合わされた2着のシンボリバーグに差されそうだっのを、しっかりしのいで勝ちかなりの勝負根性があるように見えました。
あとは、(1.1.0.0)で前走の芝1400Mの500万円下・サフラン賞では、タイム差なしハナ差で敗れたアエロリットも人気になりそうです。
馬場が渋れば、勝った2レースが重と稍重だったメローブリーズにも、注意が必要かもしれませんね。
全体的にかなりメンバーの質が低いので、展開や馬場次第で着順が変わってしまいそうなだから、難解なレースになりそうな予感がします。

第51回シンザン記念
枠番 | 馬番 | 馬名 | 騎手 |
1 | 1 | ミルトプリンス | 古川 吉洋 |
2 | 2 | ブレイヴバローズ | 和田 竜二 |
3 | メイショウソウビ | 武 幸四郎 | |
3 | 4 | テイエムアニマンテ | 松若 風馬 |
5 | ペルシアンナイト | M.デムーロ | |
4 | 6 | ブラックランナー | 幸 英明 |
7 | アルアイン | V.シュミノー | |
5 | 8 | トラスト | 柴田 大知 |
9 | キョウヘイ | 高倉 稜 | |
6 | 10 | マイスタイル | 福永 祐一 |
11 | エテレインミノル | 藤岡 康太 | |
7 | 12 | ケンシン | S.フォーリー |
13 | イエローマジック | 浜中 俊 | |
8 | 14 | タイセイスターリー | 川田 将雅 |
15 | コウソクストレート | C.ルメール |
第51回シンザン記念の場合は、フェアリーステークスとは違い、上位人気は3頭に絞られるでしょう。
まず、1番人気に予想されるのが、短期免許で来日しているV.シュミノー騎手が鞍上で2戦2勝のアルアイン。
父はディープインパクト、母父がEssence of Dubai、母父はよく知りませんが、母のドバイマジェスティは、アメリカで34戦12勝でブリーダーズカップフィリー&メアスプリント(G1)の勝ち馬。
かなりの良血なので、今後が期待されているだけに、ここでしっかり勝ち賞金を加算して、クラシック路線に乗りたいところです。
2番人気に予想されるのが、前走の中京・芝1600Mの500万円下の特別戦・こうやまき賞を勝ったペルシアンナイト。
最後の3ハロンをすべて11秒台の「11.8 – 11.0 – 11.2」で勝ち、さらに3ハロンの上がりは最速タイの「33.9」。
鞍上にM.デムーロ騎手を迎えて、勝ちに来ていると思われますが、ペルシアンナイトと前述のアルアインは2頭とも池江泰寿厩舎の管理馬。
重賞で、同厩舎のワンツーフィニッシュをあまり見たことがないから、この2頭で決まることはないかもしれません。
3番人気に予想されるのが、前走の京王杯2歳Sで2番人気だったコウソクストレート。
前走は、勝ち馬から「0.6」も離されて4着に負けてしまいましたが、スタートでの立ち遅れの影響もあったと思うので、まだまだ見限るのは早そうです。
さらに、勝ったのは朝日杯フューチュリティステークスで2着だったモンドキャンノなので、これは仕方がないでしょう。
鞍上は、戸崎圭太騎手からC.ルメール騎手にチェンジをして勝ち負けムードが漂っていますが、問題なのは関東馬なので、輸送でイレコミや馬体減がないかが心配です。
あとは、朝日杯フューチュリティステークスで5着だったトラスト、前走は1番人気で敗れましたがミッキーアイルの弟のタイセイスターリーも人気になりそうです。

第33回フェアリーSの1点予想!
以前のフェアリーステークスは、12月に芝1200Mで行われていましたが、2009年からは1月の芝1600Mに変わりました。
芝1200Mの頃から、このレースを勝っても出世する馬がいなかったけれど、芝1600Mに変わっても傾向は同じで、2010年のコスモネモシンの他は、重賞を勝ったのはこのレースだけです。
それを踏まえて予想をすると、将来性とかではなく現時点で馬ができ上がっている早熟タイプを探すのがベターでしょう。
本来なら、安定度でキャスパリーグを本命にしたくなるけど、血統的にはまだ奥がありそうなので、ここで勝ってしまうのはちょっともったいない。
そこで、本命は上位人気が予想されるけど、横山典弘騎手が鞍上のアエロリットにします。
まず、勝ったときのレースラップが「12.5 – 11.3 – 11.2 – 11.2」と加速していながら、しっかり上がり3ハロンを11秒台の前半でまとめていることです。
さらに、血統を見ると祖母のアイルドフランスは、アメリカで重賞を勝ったことのある牝馬で、産駒にはミッキーアイルの母のスターアイルがいます。
あと、アエロリットの父はクロフネなのですが、「クロフネ産駒の牝馬が芦毛だと走る」と言われているので、事実かどうか確かめるためにもここで買ってみたいです。
相手を選ぶのはちょっと難しいので、秘密の虎の巻から調べると、コーラルプリンセス、ヒストリア、モリトシラユリ、メローブリーズ、アルミューテンの5頭が出ました。
この中から、新馬戦に勝ったときのラップが「13.3 – 12.6 – 12.0 – 11.7 – 11.7 – 11.3」で、加速し続けたアルミューテンに決定です。
第33回フェアリーSの1点予想は、アエロリットとアルミューテンの馬連「3-12」に決定です。

第51回シンザン記念の1点予想!
昔のシンザン記念は、あまり出世馬が出ないイメージがあったのですが、最近ではアドマイヤオーラ、ジェンティルドンナ、ミッキーアイルが勝って出世をしているので験がいいレースみたいです。
さらに2着馬にも、ジュエラー、オルフェーヴルがいるので、あまり荒れる予感がしないので、手堅くした方が良いかもしれません。
それを踏まえると、上位人気のアルアインとペルシアンナイトのどちらか1頭を、本命にするのが無難だと思います。
マイルの場合は、上がり3ハロンに注目するのが定石なので、「11.8 – 11.0 – 11.2」のレースを勝ったペルシアンナイトを本命にするのが妥当でしょう。
問題なのは2着馬で、アルアインにしていまうと面白味が全くなく、トラストやタイセイスターリーに期待したいけど、過剰人気タイプなので手が出しにくい。
過去のデータを見ると、人気薄の馬が絡むことがときどきあり、傾向としては1600Mから1800Mの距離だけに、出走していたことが分かりました。
上位人気になるかもしれないけど、今年のシンザン記念で該当するのは、1600M→1800Mを走っているマイスタイルのみ。
当日の馬場が気にはなりますが、第51回シンザン記念の1点予想は、ペルシアンナイトとマイスタイルの馬連「5-10」に決定です。

まとめ
中山金杯、京都金杯と見事なまでに惨敗を喫してしまったから、フェアリーステークスとシンザン記念は当てたいです。
どちらかと言うと、シンザン記念の方に自信がありますが、中山金杯、京都金杯の結果が結果だけに、あまり信用しない方が良いかもしれません。
今回から、1点勝負なので仕方がないけど、普通に予想のヒントとして使いたい場合はヒモにでも良いから、おすすめした馬を入れてくれるとありがたいです。
アエロリットやペルシアンナイトは、人気馬なので馬券に入れるでしょうから、シンザン記念に出走するマイスタイルの方をおすすめします。
今回から始まった1点予想が当たるかどうかは、今後のアクセスにも影響しそうなので、なんとか本命だけでも馬券に絡んでもらいたいですね。
