秋競馬も始まり、10月1日には第1弾のG1であるスプリンターズSが行われますが、今年はどんなメンバーが集まるのかワクワクします。
前哨戦のセントウルSは、1番人気のファインニードルが勝ち、本番でもかなりの人気になりそうだけど、果たして勝てるのでしょうか。
そこで今回は、馬券に絡む絡まないは別にして、第51回スプリンターズSの注目馬をご紹介するので、ぜひ予想の参考にどうぞ。
第51回スプリンターズSは、上位人気になりそうな馬に、休み明けが多いから、波乱も十分に考えられそうです。
ただし、9月28日の夕方にならないと出走馬が確定せず、回避する馬も出て来ると思うので、その点はご了承ください。
第51回スプリンターズSの出走予定馬
馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 |
スノードラゴン | 牡9 | 57kg | 大野 |
セイウンコウセイ | 牡4 | 57kg | 幸 |
ダイアナヘイロー | 牝4 | 55kg | 武豊 |
ダンスディレクター | 牡7 | 57kg | 浜中 |
ネロ | 牡6 | 57kg | – |
ノボバカラ | 牡5 | 57kg | 蛯名 |
ビッグアーサー | 牡6 | 57kg | 福永 |
ファインニードル | 牡4 | 57kg | 内田 |
フィドゥーシア | 牝5 | 55kg | 三浦 |
ブリザード(外国馬) | セ6 | 57kg | モッセ |
メラグラーナ | 牝5 | 55kg | 戸崎 |
モンドキャンノ | 牡3 | 55kg | 池添 |
ラインミーティア | 牡7 | 57kg | 西田 |
レッツゴードンキ | 牝5 | 55kg | 岩田 |
レッドファルクス | 牡6 | 57kg | デムーロ |
ワンスインナムーン | 牝4 | 55kg | 石橋 |
フルゲートは16頭で、除外待ちの順番は、シュウジ・トーキングドラム・キングハート・ナックビーナス・フミノムーン・ティーハーフ・ソルヴェイグ。

メラグラーナ(本命候補)
セントウルS(G2)では4着に負けてしまったけど、上がり3ハロンはメンバー最速の「32.4」を使っており、強烈な末脚でした。
勝ったファインニードルの通過が「3-3」で、メラグラーナが「11-11」だったことから、届かなかったのも仕方がありません。
中山も芝1200Mは3戦3勝で得意なのは、メラグラーナにとって良いけど、中山の持ちタイムが1分8秒台しかないのが心配です。

ファインニードル(対抗候補)
1番人気でセントウルS(G2)を勝ったファインニードルは、第51回スプリンターズSでも、同じように人気になりそうです。
かなり強い勝ち方だったので、予想としてはしっかり馬券で抑える必要はありそうだけど、ちょっと気になるのが臨戦過程。
今年は2月5日の山城S(1600万円下)からスタートして、前走のセントウルSまで、すでに7戦を消化しており、疲れが心配です。

フィドゥーシア(人気次第)
セントウルS(G2)で9着に惨敗したフィドゥーシアは、前半に飛ばし過ぎたことが原因で、完全に最後はバテてしまいました。
さらに、ここ2戦連続で新潟の芝1000Mの直線競馬をしたことが、もしかしたら、走りに影響したのかもしれません。
中山の芝1200Mは、1戦1勝で52kgの斤量だったけど、「1.07.5」と言うタイムは、かなり優秀なので、人気が落ちれば買いたい1頭です。

レッドファルクス(単穴候補)
安田記念で、3着以来の出走になるレッドファルクスは、2016年の覇者だから、休み明けでも軽視はできない1頭です。
2016年のスプリターズSは、CBC賞から3カ月ぶりのレースで勝ったので、4か月ぶりの今回もそれほどマイナスではなさそう。
主戦のデムーロ騎手が、ファインニードルに乗りそうだったけど、レッドファルクスを選んだので、こちらの方が勝算はあるでしょうね。

ダイアナヘイロー(連下候補)
北九州記念(G3)を勝ち、初重賞を制覇したダイアナヘイローは、目下4連勝中で夏の上がり馬として、注目される1頭でしょう。
中山の芝1200Mの経験はありませんが、坂のある阪神の芝1200Mで2戦2勝をしており、特に問題はなさそうです。
ただし、ファインニードルよりも1戦多い8戦を消化しており、上がり目と言う点では、ちょっと心配になってしまいます。

レッツゴードンキ(穴候補)
ヴィクトリアマイルで11着に敗れたレッツゴードンキは、状態次第なので出否は未定ですが、出走すれば人気になりそうです。
前走は残念な結果に終わったけど、高松宮記念では2着に入って大健闘したから、展開さえハマれば一発があるでしょう。
特に、今回のスプリンターズSは、前に行く馬が多く前半が早くなりそうなので、レッツゴードンキに向いてるような気がします。

シュウジ(穴候補)
函館スプリントSとキーンランドCで人気になりながら、10着と13着に負けてしまったシュウジは、調教次第でしょう。
前走は途中で、馬が走るのを止めてしまっている感じだったから、調教が良くない場合は買う必要はなさそうです。
逆に、馬が伸び伸びと走っているような調教だったら、本命は無理でも人気が落ちていれば抑えた方が良いかもしれません。

セイウンコウセイ(やや注意)
函館スプリントSで、1番人気になりながら4着に敗れたセイウンコウセイだけど、まだ見限るには早い存在でしょう。
今年の高松宮記念を勝った馬でもあるから、前走の負けで人気を落としているようだったら、抑えておきたい1頭。
ただし、3カ月以上の休み明けに良績がないので、今回も6月18日からだと3カ月以上の休み明けになり、その点が心配です。

ビッグアーサー(静観)
2016年の香港スプリントから、約10カ月ぶりの休み明けになるビッグアーサーは、ハッキリ言って厳しいでしょう。
せめてセントウルSを使えていれば、まだ買えたのかもしれないけど、左前脚痛で回避せざるを得ず、普通に考えたら買えません。
仮に調教が良かったとしても、ローテーションを見る限りでは、3着以内も厳しそうだから、静観するのが妥当ですね。

まとめ
今回ご紹介した第51回スプリンターズSの注目馬!今回はあの人気馬を消します!はどうでしたか?
まだ出走が確定していないので、どうなるか分かりませんが、さすがにビックアーサーは厳しいでしょう。
逆に注目しているのは、前走で負けてしまったけど、巻き返しの期待がかるメラグラーナで、調教に問題がなければ本命候補。
個人的には、セイウンコウセイに三浦皇成騎手が乗り、初G1を勝ったら感動できそうだから、そんなシーンを見たいですね。
最終的な予想は、9月28日の木曜日にオカルト予想としてご紹介するので、くだらないけどぜひ見てください。
