開催を阪神競馬場に移して、2度目になる第68回朝日杯フューチュリティステークス。
阪神ジュベナイルフィリーズとは違い、大本命が不在の混戦ムードが漂うレースになりそうです。
たぶん1番人気は、36年ぶりの優勝を狙う、阪神JFの勝ったソウルスターリングと同じ父を持つ、牝馬のミスエルテ。
同じ2歳馬で牝馬の阪神JFは、1番人気、2番人気、3番人気の堅い決着だったけど、牡馬の方は、どんな結果になるのでしょうか?
ちなみに、オカルト予想のヒントは、今年の漢字とロシアと鹿島です。
第68回朝日杯FSの有力馬!
枠番 | 馬番 | 馬名 | 騎手 |
1 | 1 | レヴァンテライオン | 内田 博幸 |
2 | アシャカリアン | 国分 優作 | |
2 | 3 | リンクスゼロ | A.シュタルケ |
4 | ボンセルヴィーソ | 松山 弘平 | |
3 | 5 | タガノアシュラ | 武 豊 |
6 | クリアザトラック | M.デムーロ | |
4 | 7 | ビーカーリー | 和田 竜二 |
8 | ダンビュライト | 北村 友一 | |
5 | 9 | ダイイチターミナル | 北村 友一 |
10 | モンドキャンノ | M.バルザローナ | |
6 | 11 | トリリオネア | 松田 大作 |
12 | トーホウドミンゴ | 池添 謙一 | |
7 | 13 | ミスエルテ | 川田 将雅 |
14 | ブルベアバブーン | 幸 英明 | |
15 | レッドアンシェル | V.シュミノー | |
8 | 16 | アメリカズカップ | 松若 風馬 |
17 | サトノアレス | 四位 洋文 | |
18 | トラスト | 柴田 大知 |
まず、1番人気になりそうなのが「14戦無敗のフランケルの力!桜花賞までミスエルテを忘れてはいけません!」でも紹介した牝馬のミスエルテ。
自分が注目したミスエルテが、1番人気になってくれるのはうれしいけど、このレースで牝馬が勝ったのは、36年前のテンモンまでさかのぼる必要があります。
ソウルスターリングが阪神JFを勝ったことで、フランケル人気になっているから、馬券に関係ないところではミスエルテに注目です。
2番人気は、サウジアラビアRCで2着だったダンビュライト、3番人気は、京王杯2歳Sを勝ったモンドキャンノでしょうか。
他に注目しているのは、朝日杯フューチュリティステークスを勝てば、JRA全G1を制覇する武豊騎手。
2017年に大阪杯がG1になってしまうので、G1をコンプリートをするには、ここで勝たないと、さらに難しくなってしまいます。
武豊騎手が乗るのは、函館・芝・1800Mの2歳レコードを出したタガノアシュラ。
兄弟は走っていませんが、血統をさかのぼるとステゴールドやサッカボーイが出てくるので、侮れない1頭かもしれません。
あとは、ダービーも夢じゃないらしい、前走の東スポ杯で惨敗だったトラストが、どこまで立て直してくるかに注目しています。
ただし、トラストは大外枠に入ってしまったので、前に壁を作れないことが吉と出るか凶と出でるかです。

1.12月のG1のオカルト予想!
レース名 | 1着 | 2着 |
チャンピオンズC | 大野拓弥(6人気) | 武豊(1人気) |
阪神ジュベナイルF | C.ルメール(1人気) | 戸崎圭太(2人気) |
10月2日のスプリーンターズSから始まった下半期のG1戦線。
11月末のジャパンカップまでは、傾向がバッチリ当てはまっていたので的中させていたけど、12月に入り傾向が変わって2連敗。
そこで、12月のG1の傾向を調べると上記の表で分かる通り、1番人気と関東の騎手が連帯をしているんです。
まだデータが2戦しかないけど、今年も残すところ、あと朝日杯フューチュリティステークスと有馬記念だけなので、この法則を信じるしかありません。
出走馬を見ると、1番人気になりそうなのが、川田将雅騎手が鞍上の牝馬・ミスエルテ。
相手の関東の騎手は、岡田総帥がほれ込んでいるトラスト(柴田大知騎手)、函館2歳ステークス優勝馬のレヴァンテライオン(内田博幸騎手)。
他には、一人も関東の騎手が騎乗しないので、柴田大知騎手と内田博幸騎手に期待します。
トラストは、当日のイレコミを見ないと判断ができないし、レヴァンテライオンは、前走が大敗しているのでちょっと心配。
どちらにしても、オカルト予想の場合は、調教や当日の状態をほぼ無視しているので、とりあえず、ミスエルテから関東の騎手が乗る2頭の馬へ流します。

2.今年の漢字でオカルト予想!
今年の漢字は、有馬記念の方に使うオカルト予想だけど、念のために朝日杯フューチュリティステークスでも、予想に使います。
今さらですが、2016年の漢字は、オリンピックや舛添元東京都知事などから「金」が選ばれました。
そこで、「キン」や「ゴールド」の付く馬を探したのですが、今回の出走馬には一頭もいませんでした。
血統から「キン」や「ゴールド」に関係する馬がいるかさらに探すと、武豊騎手が鞍上のタガノアシュラの母の母の名前がゴールデンサッシュで、ゴールトが入っていました。
ただし、血統的に考えると、母の母はちょっと遠すぎるので、タガノアシュラをあまり強くは押せません。
他には、ちょっと捻って、松田大作騎手が鞍上のトリリオネアにも注目です。
トリリオネアの名前の由来は、「1兆長者」なのでまさに大金持ちを連想させるから、「金」にピッタリでしょう。
最後は、馬主さんの名前に「金」が入っている、金子真人ホールディングス(株)のクリアザトラックも注意が必要かな。
クリアザトラックは、兄弟にレパードSを勝ったボレアス、弥生賞を勝ったカミノタサハラなど、兄弟が走っているので人気になりそうです。
今年の漢字の「金」からは、松田大作騎手のトリリオネア、M.デムーロ騎手のクリアザトラック、この2頭と次点で武豊騎手のタガノアシュラをおすすめします。

3.日露首脳会議でオカルト予想!
ロシアのプーチン大統領が、12月15日に来日して日露首脳会議をしたから、オカルト予想のヒントとして使いたいと思います。
まず、ロシアの国旗は白と青と赤の3色なので、1枠・レヴァンテライオン、3枠・タガノアシュラとクリアザトラック、4枠・ダンビュライトに注目でしょうか。
他には、ロシアの国章が気になったので調べたら、赤地に金色の鷲が2匹、3つの王冠がありました。
そこで、ロシアの国章を使ってオカルト予想をすると、V.シュミノーが鞍上のレッドアンシェルが浮上しました。
その理由は、レッドアンシェルの馬名の由来が、「冠名+空(仏)。大空を羽ばたくかのような走りを期待して」だからで、まさにロシアの国章にピッタリ。
レッドアンシェルは、2戦2勝の負けなしで、V.シュミノー騎手が勝てば、初重賞勝ちがG1と言う快挙。
もともとは、福永祐一騎手が乗る予定だったけど、落馬負傷で乗り替わりになり、チャンスが巡って来たので、V.シュミノー騎手に期待したい。
「あのジョッキーは、かなりうまいですね。調教ではひっかかる馬でも、道中うまく我慢させられるし、直線でもしっかり追ってきてくれる。リーチが長くて、フォームもしっかりしているよね。名門アンドレ・ファーブル厩舎所属ってだけのことはありますよ」(橋口調教師談)
引用:東スポWeb レッドアンシェルに“代打騎乗”するシュミノーの評価
http://www.tokyo-sports.co.jp/race/horse/628532/
庄野靖志調教師も朝日杯フューチュリティステークスを勝てば、初のJRAのG1制覇になるので、調教師、騎手ともに気合が入っているでしょう。
ロシアがヒントのオカルト予想は、V.シュミノー騎手が鞍上のレッドアンシェルに決定です。

4.FIFAクラブワールドカップでオカルト予想!
当初は予定に入っていませんでしたが、クラブワールドカップで鹿島アントラーズがアジアのチームとして初めての決勝へ進出。
決勝では、レアル・マドリードと戦い、たぶん負けてしまうでしょうが、これは快挙なので、オカルト予想のヒントとして使います。
まず、鹿島アントラーズは、茨城県のチームなので、同じ茨城県にある美浦村の関東馬が来ると予想できます。
第68回朝日杯フューチュリティステークスに出走する関東馬は、サトノアレス、ダイイチターミナル、トリリオネアの3頭。
騎手は前述の通り、トラストの柴田大知騎手、レヴァンテライオンの内田博幸騎手の2人。
別のオカルト予想でも、トラスト、レヴァンテライオン、トリリオネアは登場したので、この3頭には注意した方が良さそうです。
あとは、鹿島アントラーズのチームカラーが赤なので、レッドアンシェルと3枠の2頭に注目ですが、おすすめしたいのはクリアザトラック。
鹿島アントラーズのアントラーは鹿の枝角を意味していて、「角」が入っている角居調教師が管理しているのがクリアザトラックだから、これは買うしかありません。
FIFAクラブワールドカップでオカルト予想では、関東馬の3頭、関東の騎手が乗る2頭、そして、レッドアンシェルもいますが、おすすめはクリアザトラックに決定です。

まとめ
有馬記念にも使いたいので、12月のG1のオカルト予想が来てくれると、おサイフにはとても助かります。
牝馬の阪神ジュベナイルフィリーズとは違い、牡馬の方は混戦ムードなので、牝馬のミスエルテがこちらに出走したのでしょうね。
できれば、サウジアラビアRCと東スポ杯を勝ったブレスジャーニー、東スポ杯2着のスワーヴリチャード、3着のムーヴザワールドに出て欲しかった。
豪華なメンバーとは行きませんでしたが、最終的に馬券が当たれば全く問題ないので、今週こそバッチリ当てて、有馬記念の軍資金を増やしたいと思います。
最後に忘れていましたが、回数のオカルト予想の「6-8」も人気になりそうな、クリアザトラックとダンビュライトが入ったので注目です。
今回のオカルト予想を総合すると、ミスエルテ、トラスト、トリリオネア、レヴァンテライオン、レッドアンシェル、クリアザトラックの6頭に注目です。

追記.「金」のオカルト予想!
今年の漢字で「金」が選ばれたのは、2016年で3回目だったらしく、2000年と2012年にも選ばれていたそうです。
2000年の場合は、朝日杯フューチュリティステークスよりあとに、「金」が発表されたので除外として、2012年の結果を調べました。
そうすると、2着のコディーノの父がキングカメハメハでだったので、もう一度、出走馬を調べたら、モンドキャンノの父がキンシャサノキセキで「キン」がありました。
モンドキャンノは、距離の不安がありそうなので、京王杯2歳Sを勝ったのにあまり人気がありませんが、過去に似たようなグランプリボスも、勝ったことがあるので大丈夫なのでは?
馬体重などをチェックしたオカルト予想の本命は、最後にご紹介したモンドキャンノにします。
