先週の天皇賞・春は、オカルト予想の本命馬・ミッキーロケットが、惜しくも4着だった馬券師の独身ブロガー・キシです。
今週は、第23回NHKマイルCが行われるけど、かなりメンバーが揃ったので、どの馬にもチャンスがありそうな予感。
そんな第23回NHKマイルCのオカルト予想は、事実上の引退と言って良さそうな、イチロー選手がヒントでしょうね。
ただし、実際にオカルト予想をした結果、かなり単純になったので、別にもう1つ、マジメな予想も、今回は掲載します。
天皇賞・春は、荒れそうと言って2番人気→1番人気だったけど、第23回NHKマイルCは、大荒れになるかもしれませんよ。
第23回NHKマイルCの出走メンバー!
枠番 | 馬番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 |
1 | 1 | カツジ | 牡3 | 57.0kg | 松山 弘平 |
2 | ファストアプローチ | 牡3 | 57.0kg | 蛯名 正義 | |
2 | 3 | テトラドラクマ | 牝3 | 55.0kg | 田辺 裕信 |
4 | フロンティア | 牡3 | 57.0kg | 内田 博幸 | |
3 | 5 | プリモシーン | 牝3 | 55.0kg | 戸崎 圭太 |
6 | リョーノテソーロ | 牡3 | 57.0kg | 吉田 隼人 | |
4 | 7 | タワーオブロンドン | 牡3 | 57.0kg | C.ルメール |
8 | ダノンスマッシュ | 牡3 | 57.0kg | 北村 友一 | |
5 | 9 | ギベオン | 牡3 | 57.0kg | M.デムーロ |
10 | パクスアメリカーナ | 牡3 | 57.0kg | 川田 将雅 | |
6 | 11 | ケイアイノーテック | 牡3 | 57.0kg | 藤岡 佑介 |
12 | アンコールプリュ | 牝3 | 55.0kg | 藤岡 康太 | |
7 | 13 | ルーカス | 牡3 | 57.0kg | H.ボウマン |
14 | デルタバローズ | 牡3 | 57.0kg | 石橋 脩 | |
15 | カシアス | 牡3 | 57.0kg | 浜中 俊 | |
8 | 16 | ミスターメロディ | 牡3 | 57.0kg | 福永 祐一 |
17 | レッドヴェイロン | 牡3 | 57.0kg | 岩田 康誠 | |
18 | ロックディスタウン | 牝3 | 55.0kg | 池添 謙一 |
1番人気は、アーリントンCを好タイムで勝ったタワーオブロンドンで、前走を見る限り、1600Mは大丈夫そうです。
しかし、まだ一抹の不安も残っているので、当日のパドックの雰囲気を、しっかり見てからの方が、無難かもしれません。
2番人気は、毎日杯で2着だったギベオンで、ちょっと人気過剰の懸念がありますが、鞍上を考えれば、仕方がなさそう。
この馬の心配は、やはり初めての1600Mなので、ペースに対応できるからなので、不安視する人は、買わない方が良いかも。
2番人気は、クイーンCを好タイムで勝ったテトラドラクマで、1600Mを2回も、1分33秒台で走ったのは、かなりの強み。
問題は、桜花賞を挟まずに、NHKマイルCを走ることで、当日の馬体重を含めて、パドックの状態は、必ず見てください。
他にも、アーリントンCで2着のパクスアメリカーナ、NZTで1着のカツジ、フェアリーSで1着のプリモシーンなど、濃いメンバーが揃いました。

イチローをヒントにオカルト予想!
事実上の引退宣言?をした、メジャーリーガーのイチロー選手。第23回NHKマイルCは、やはりこのがヒントになるでしょう。
そこで、イチロー選手をヒントに、オカルト予想をした結果、当たり前すぎるけど、背番号と名前しか思い浮かびません。
背番号をヒントにすると、「51番」から馬連・枠連で「1-5」、名前をヒントにすると、「イチロー」から馬連・枠連で「1-6」。
かなり単純なオカルト予想だけど、2014年のスプリターズSで、イチロー選手がヒントになった馬券が、実はあるんです。
メジャー最多安打を更新した2014年10月1日。2日後に行われたスプリターズSは、馬単が「5→1」で決まりました。
それを踏まえると、カツジとプリモシーン(1-5)は必須で、念のためカツジとリョーノテソーロ(1-6)も、必要でしょう。

1600Mを1分33秒台の馬は来る?
ここからは、マジメに第23回NHKマイルCを予想しますが、このレースのポイントは、1600Mの持ち時計でしょう。
出走馬を見ると、1600Mを1分33秒台で連帯している馬が、何頭かいるので、その中から本命馬が見つかるはずです。
そこで、2000年以降を基準に、当年の1600Mの重賞を、1分33秒台で連帯馬が、NHKマイルCでどうだったかをご紹介。
クイーンカップの場合
2000年以降のクイーンカップを、1分33秒台(32秒台も含む)で連帯した馬は、以下の2頭がおり、どちらもNHKマイルCを勝ちました。
さらに、この2頭の共通するのは、どちらも桜花賞に出走しており、掲示板に載っていることで、これが条件でしょう。
名前 | クイーンC | 桜花賞 | NHKマイルC | |
2016年 | メジャーエンブレム | 1:32.5(1着) | 4着 | 1着 |
2017年 | アエロリット | 1:33.3(2着) | 5着 | 1着 |
アーリントンカップの場合
2000年以降のアーリントンCを、1分33秒台(32秒台も含む)で連帯した馬は、以下の2頭がおり、どちらもNHKマイルCで3着以内。
タニノギムレットは、3着だったけど、不利がなければ、連帯していただろうから、ほぼ連帯と言って体上部でしょうね。
名前 | アーリントンC | 皐月賞 | NHKマイルC | |
2002年 | タニノギムレット | 1:33.9(1着) | 3着 | 3着 |
2007年 | ローレルゲレイロ | 1:33.9(2着) | 6着 | 2着 |
今年は桜花賞も皐月賞も出ていない
上記のデータを見ると、該当した4頭は、必ずクラシックを走っているけど、今年の該当馬は、クラシックは未出走。
人気のタワーオブロンドンとテトラドラクマは、あくまでもデータ上だと、来ないパターンなので、消して良さそうです。
今年からアーリントンCの開催日が変更
今までのアーリントンCのデータなら、タワーオブロンドンを消せたのですが、なんと今年から、開催日が変更されました。
この開催日だと、皐月賞を使うのは不可能なので、上記の不利なデータは、使えなくなり、タワーオブロンドンは来るかも。
ただし、アーリントンCは、NZTより1週間も遅い開催で、タイトなローテーションから、コケる可能性もありそうです。

本命は5枠9番のギベオンです!
NHKマイルCは、過去10年に限定すると、1番人気から3番人気の馬が、連帯しなかったのは、わずか2回しかありません。
それを踏まえると、1番人気と3番人気を消したので、残った2番人気のギベオンを、本命にするのが、妥当な考えでしょう。
ギベオンは、1600Mは初めて走りますが、今年に入り絶好調の藤原英厩舎の管理馬なので、しっかり対応してくれるはず。
東京コースも、前々走の2000Mで走っており、上がりも唯一の33秒台だから、あとは初距離を克服することを願うのみ。
ちなみに、藤原英厩舎の今年のG1成績は、「着外→1着→着外」なので、今度は1着の番だと、勝手に思っています。
本命は、毎日杯2着、5枠9番のギベオンを本命にします。

ギベオンの相手はこの3頭から!
本命がギベオンに決まったので、あとは相手探しで、アーリントンC1着を切ったから、2着以下を買う訳にはいかない。
さらに、東京の1600Mの特性を考えれば、前走から距離延長よりも、距離短縮の方が来そうなので、このタイプも消し。
NZT組は、2013年を最後に、全く連対をしておらず、1着から3着馬まで出走するけど、買うのは控えた方が良さそう。
結果的に残ったのは、プリモシーン、ルーカス、ロックディスタウンの3頭で、最終判断は、パドックを見てからでしょう。
プリモシーンは、馬連で良いけど、ルーカス、ロックディスタウンを買う場合は、馬連は厳しいので、ワイドかな。
- 相手の1番手は、桜花賞で10着だった、3枠5番のプリモシーン。
- 相手の2番手は、スプリングSで9着だった、7枠13番のルーカス。
- 相手の3番手は、フラワーカップで13着だった、8枠18番のロックディスタウン。

まとめ
足早なオカルト予想だったけど、過去もイチロー関連で、連帯しているから、念のため買った方が良いかも。
他には、イチローの年齢が44歳なので、枠連の「4-4」もありそうだから、不安な人は、一緒に買ってください。
マジメに予想すると、2番人気のギベオンが、1600Mのラップに対応できれば、間違いなく連帯できるでしょう。
ただし、本命が分かっても、相手探しはかなり難しく、どの馬も一長一短があるので、これはかなり難解です。
おまけに3歳の若駒なので、当日のパドックの状態を見てから、最終的な相手を決めた方が、良いと思いますよ。
