まさかマイルチャンピオンシップも、M.デムーロ騎手が勝つとは、彼の存在自体が、すでにオカルト予想なのかもしれません。
引き続き、今週のジャパンカップも、M.デムーロ騎手が来るかどうかが、ポイントになりそうですが、オカルト予想では使いません。
そんな第37回ジャパンカップのオカルト予想は、ダービー馬とオークス馬が、そろって出走するので、これがヒントでしょう。
過去20年間をさかのぼり、ダービー馬とオークス馬が出走した、ジャパンカップの共通点を調べれば、本命馬が見つかるはず。
普通のオカルト予想は、外しまくっているけど、共通点のオカルト予想は、かなり惜しい予想をしているから、今度こそ当てますよ。
ジャパンカップの出走馬!
枠番 | 馬番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 |
1 | 1 | シュヴァルグラン | 牡5 | 57.0kg | H.ボウマン |
2 | レイデオロ | 牡3 | 55.0kg | C.ルメール | |
2 | 3 | ギニョール | 牡5 | 57.0kg | F.ミナリク |
4 | キタサンブラック | 牡5 | 57.0kg | 武 豊 | |
3 | 5 | サウンズオブアース | 牡6 | 57.0kg | 田辺 裕信 |
6 | イキートス | 牡5 | 57.0kg | D.ポルク | |
4 | 7 | ディサイファ | 牡8 | 57.0kg | 柴山 雄一 |
8 | ソウルスターリング | 牝3 | 53.0kg | C.デムーロ | |
5 | 9 | レインボーライン | 牡4 | 57.0kg | 岩田 康誠 |
10 | ブームタイム | 牡6 | 57.0kg | C.パリッシュ | |
6 | 11 | マカヒキ | 牡4 | 57.0kg | 内田 博幸 |
12 | サトノクラウン | 牡5 | 57.0kg | M.デムーロ | |
7 | 13 | シャケトラ | 牡4 | 57.0kg | 福永 祐一 |
14 | アイダホ | 牡4 | 57.0kg | R.ムーア | |
8 | 15 | ワンアンドオンリー | 牡6 | 57.0kg | 横山 典弘 |
16 | ヤマカツエース | 牡5 | 57.0kg | 池添 謙一 | |
17 | ラストインパクト | 牡7 | 57.0kg | 戸崎 圭太 |
1番人気になるのは、ほぼ間違いなくキタサンブラックで、休み明け2戦目だから、上がり目はまだ残っているはず。
ただし、前走の不良馬場で勝った影響、ケガ明けの武豊騎手の状態、ちょっと不安な点が残っています。
2番人気になりそうなのは、ダービー馬のレイデオロで、初めての古馬対決だけど、今年の3歳馬はレベルが高いので、チャンスはあるでしょう。
ただし、同年にダービーを勝った馬の成績が、かなり悪いので、そこがちょっと気になるところです。
3番人気になりそうなのは、絶好調のM.デムーロが騎乗するサトノクラウンで、今週も3着以内に来るか注目です。
ただし、サトノクラウンは時計勝負になると、ちょっと分が悪い気がするので、馬場と展開に注文が付くかも。
あとは、オークス馬のソウルスターリング、天皇賞(春)で2着のシュヴァルグラン、ドイツのG1を2連勝中のギニョールなどが出走します。

ヒントはダービー馬とオークス馬にあり!
第37回ジャパンカップは、今年のダービー馬とオークス馬が出走するので、この2つがヒントになるでしょう。
そこで過去20年間をさかのぼり、ダービー・オークスを勝った年に、ジャパンカップヘ出走した馬の成績を調べました。
さすがに、ダービー・オークスを勝った年に、その2頭が出走することは、かなりのレアケースだと、分かったんです。
ダービー馬が出走したジャパンカップの成績
年度 | 馬名 | 着順 |
2014年 | ワンアンドオンリー | 7着 |
2010年 | エイシンフラッシュ | 8着 |
2007年 | ウオッカ | 4着 |
2006年 | メイショウサムソン | 6着 |
2003年 | ネオユニヴァース | 4着 |
2001年 | ジャングルポケット | 1着 |
2000年 | アグネスフライト | 13着 |
1998年 | スペシャルウィーク | 3着 |
過去20年間で、優勝したのがジャングルポケットの1回のみで、あとはスペシャルウィークの3着が最高。
いくらダービー馬と言えども、ほぼ初めてになる古馬との対戦は、厳しい結果に終わったケースが多いです。
オークス馬が出走したジャパンカップの成績
年度 | 馬名 | 着順 |
2015年 | ミッキークイーン | 8着 |
2012年 | ジェンティルドンナ | 1着 |
2000年 | シルクプリマドンナ | 16着 |
1999年 | ウメノファイバー | 12着 |
過去20年間で、優勝したのはジェンティルドンナの1頭だけど、そもそも出走回数が少ないから、仕方がありませんね。
牝馬の場合は、ジャパンカップではなく、エリザベス女王杯に出走するから、ジャパンカップへ出走するのは、希なのでしょう。
ダービー馬とオークス馬が出走した年があった!
上記の2つの表を見て分かったはずですが、過去20年間をさかのぼれば、1回だけダービー馬とオークス馬が出走したことがあります。
それが2000年のジャパンカップで、アグネスフライトとシルクプリマドンナが出走しており、この年がヒントになるはずです。

2000年のジャパンカップの結果!
着順 | 馬名 | 性齢 | 騎手 | 人気 |
1 | テイエムオペラオー | 牡5 | 和田竜二 | 1 |
2 | メイショウドトウ | 牡5 | 安田康彦 | 5 |
3 | ファンタスティックライト | 牡5 | L.デットーリ | 2 |
4 | エラアシーナ | 牝5 | O.ペリエ | 7 |
5 | ダイワテキサス | 牡8 | 蛯名正義 | 15 |
テイエムオペラオーは、この年に天皇賞を春秋制覇しており、ジャパンカップは断然の1番人気に応え、見事に優勝。
メイショウドトウは、宝塚記念・天皇賞(秋)と、2度のG1でテイエムオペラオーの2着になり、今回のジャパンカップも2着。
ファンタスティックライトは、当時はまだG1勝ちが1勝のみで、2001年にブレイクする前だったけど、2番人気に押されて3着。
第37回ジャパンカップで共通する馬は?
今回は、ファンタスティックライトのような外国馬がいないので、テイエムオペラオーとメイショウドトウのような馬を探します。
普通に上記の2頭を探すと、やはりキタサンブラックとサトノクラウンの2頭になるので、人気上位馬だけどこの2頭で決まり。
キタサンブラックは、今年になって天皇賞を春秋制覇しており、現役最強馬と言う点では、テイエムオペラオーと似ています。
サトノクラウンは、天皇賞(秋)が2着なのでメイショウドトウと似ており、さらに絶好調のM.デムーロ騎手だから安心です。
オッズを見てからだけど、馬単でキタサンブラック→サトノクラウン。

もう一つの共通点はマイルCS!
2017年のマイルCSは、3歳馬のペルシアンナイトが勝ったけど、実は3歳馬がこのレースを勝つのは、アグネスデジタル以来。
実は、前述のダービー馬とオークス馬が同時に出走したジャパンカップと、アグネスデジタルが奇跡的な共通点があったんです。
その共通点とは、アグネスデジタルが勝ったマイルCS、ダービー馬とオークス馬が出走したジャパンカップ、どちらも2000年に行われたこと。
ここまで来ると、2000年のジャパンカップの再現が起きることに、疑いの余地はないので、キタサンブラックとサトノクラウンしかいません。
もしくは、1番人気と5番人気で買うしか考えられないから、あまり手広く買う必要ないと思いますよ。

まとめ
かなり堅い予想になってしまったけど、このメンバーだったら、あまり荒れそうにありませんね。
キタサンブラックは、調教で動いていれば問題ないけど、前走の反動があるようだったら、ちょっと不安です。
サトノクラウンは、M.デムーロ騎手が鞍上なので、今回も買いたいけど、そろそろヤバそうな気もします。
そんなことを思うけど、荒れそうな雰囲気がないから、普通にキタサンブラックとサトノクラウンで決まるかも。
穴党の人は、三連単の3着に人気薄を入れて、手広く流すしか配当な妙味はなさそうです。
