クビ決定!過去のデータから巨人の13連敗の責任はあのコーチが取る!

ピッチャー野球コラム
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開幕はそこそこ調子が良かったので、2017年の今年こそ優勝が狙えると思ったのですが、まさかまさかの連敗続きになってしまった巨人。

まさか11連敗(2017年6月6日現在)をするとは、全く想像ができませんでしたが、実は過去に2度も10連敗以上をしたことがあるんです。

まさか12連敗の球団ワースト記録を作るなんて、全く想像ができませんでしたが、実は過去に2度も10連敗以上をしたことがあるんです。

まさか13連敗の球団ワースト記録を作るなんて、全く想像ができませんでしたが、実は過去に2度も10連敗以上をしたことがあるんです。

さらに、巨人が10連敗以上した1975年と2006年は、優勝どころかAクラスにすら入っていません。

もし、このまま巨人は優勝を逃し最悪の場合はBクラスに沈んでしまったら、いったいこの責任を誰が取るのでしょうか?

そこで今回は、過去に10連敗した2回の年から誰が責任を取ったのかを調べ、そこから2017年の13連敗の責任を誰が取るのか予想します。

1975年・長嶋茂雄監督時代に11連敗!

長嶋茂雄終身名誉監督が初めて監督になった1975年に、巨人は初の10連敗だけでなく、球団ワーストと11連敗まで記録をしました。

さらに、知っての通り1975年は、球団史上初の最下位に沈み、巨人にとっても長嶋茂雄終身名誉監督にしても、思い出したくない年になっているでしょう。

記録を調べると、1975年は最下位だから当たり前だけど、全球団に負け越すと言う記録まで作っていたらしく、本当に散々な年だったみたいです。

レギュラーを見ると、柴田勲外野手、高田繁外野手、王貞治内野手などいたのですが、3割を超える打率の選手はゼロ。

ホームランは、王貞治内野手が33本を打っていますが、次が末次利光外野手とジョンソン内野手の13本で、完全に王貞治内野手に頼り切っていたのが分かります。

投手は、堀内恒夫投手がチーム唯一の10勝をするも18敗も喫してしまい、防御率も3.79ではエースと呼ぶには厳しい数字です。

野球は投手が重要だと、1975年の巨人の成績を見れば分かるので、この成績なら11連敗や最下位になるのも仕方ないような気がします。

キシ
幸いなことに、自分はまだ生まれていなかったので、こんなツラい経験をせずに済みましたが、巨人ファン並びに長嶋茂雄ファンは、ストレスのたまる1年だったでしょう。

1975年と1976年の首脳陣の比較!

巨人ファンは、思い出したくない1975年でしょうが、その翌年の1976年は優勝を果たしたので当時は奇跡と言われたかもしれません。

真逆の成績の1975年と1976年の首脳陣を比較してみると、巨人ファンじゃなくても知っている通り、長嶋監督はそのまま留任。

それを踏まると、結果的に11連敗と最下位の責任は、他の首脳陣が取った形になるのではないでしょうか。

1975年の巨人・首脳陣

役職年齢
長嶋茂雄監督39歳
関根順三ヘッドコーチ48歳
宮田征典投手コーチ36歳
淡河博投手補佐34歳
福田昌久打撃コーチ41歳
須藤豊守備走塁コーチ38歳
黒江透修守備走塁補佐37歳

※ 黄色いアンダーラインの太字は30代の首脳陣。

かなり驚いたのが、1975年の首脳陣で40代は関根氏と福田氏のわずか2人で、あとは長嶋監督を含めすべて30代後半だったんです。

やはり、経験不足の若い首脳陣(平均年齢・39歳)にしてしまったのが、11連敗と最下位に沈んだ原因かもしれませんね。

1976年の巨人・首脳陣

役職年齢
長嶋茂雄監督40歳
杉下茂投手コーチ51歳
木戸美摸投手補佐37歳
国松彰打撃コーチ42歳
黒江透修守備走塁コーチ38歳
町田行彦守備走塁補佐42歳

※ 黄色いアンダーラインの太字は入れ替わった首脳陣。

1976年になると、長嶋監督はそのまま留任で、守備走塁補佐だった黒江氏が守備走塁コーチへ昇格、あとはすべて入れ替わっています。

ヘッドコーチは置かず、前年よりも1人少ない首脳陣になり、平均年齢は41.7歳に上がっているので、経験値を重視したコーチを登用したのかもしれません。

キシ
ちなみに、1975年のヘッドだった関根氏は2軍監督、宮田氏と淡河しも2軍に降格されています。

2006年・原辰徳監督時代に10連敗!

2006年は、原監督が2度目の監督をした最初の年だったのですが、1975年の11連敗に次ぐ10連敗の記録を作ってしまった年でもあります。

さらに、球団史上初の2年連続のBクラス(5位→4位)と言う新しい記録も作ってしまったので、1975年に続き2006年も巨人ファンには思い出したくない年でしょう。

レギュラーを見ると、二岡智宏内野手、李承燁内野手、高橋由伸外野手、阿部慎之助捕手、・上原浩治投手などがいました。

ホームランは李承燁内野手が41本・二岡智宏内野手が25本、小久保裕紀内野手が19本、打率は李承燁内野手が.323、阿部慎之助捕手が.294、二岡智宏内野手が.289。

打撃に関しては、李承燁選手と二岡智宏選手の活躍があったから、なんとか4位で終わることができたのかもしれません。

エースの上原浩治選手は、2005年に続き二けた勝利を逃し8勝9敗で防御率が3.21では、巨人のエースと呼べる数字ではないでしょう。

この年は補強がスゴくて、FAで豊田清投手と野口茂樹投手、トレードで實松一成捕手、小坂誠内野手、古城茂幸内野手、小関竜也外野手、木村拓也外野手を獲得。

それでも10連敗と2年連続のBクラスに沈んでしまったから、悪名高い堀内政権の負の遺産を、原監督が背負ったとも言えそうです。

キシ
2006年は、巨人が10連敗したことや2年連続Bクラスの記憶がありません。もしかしたら、ショックが大きすぎて、記憶から消してしまったのかも。

2006年と2007年のスタッフ!

巨人ファンは、思い出したくない2006年でしょうが、その翌年の2007年は優勝を果たしているので、1975年→1976年と良く似ています。

真逆の成績の2006年と2007年の首脳陣を比較したのですが、こちらも1975年→1976年と同じように、監督はそのまま留任。

それを踏まると、こちらも1975年→1976年と同じで、他の首脳陣に2年連続Bクラスと10連敗の責任を取らせたのでしょう。

2006年の巨人・首脳陣

役職年齢
原辰徳監督48歳
近藤昭仁ヘッドコーチ68歳
尾花高夫投手総合49歳
斎藤雅樹投手コーチ41歳
内田順三打撃コーチ59歳
岸川勝也打撃コーチ41歳
篠塚和典守備走塁コーチ49歳
西岡良洋守備走塁コーチ45歳
村田真一バッテリーコーチ43歳

1975年は、30代後半の若い首脳陣が多かったですが、2006年は30代はゼロで平均年齢も49.2歳とかなり高くなっています。

近藤昭仁氏や尾花高夫氏は、監督やコーチを何度もしており、経験値としては問題なかったのですが、悲しいことに結果が出ませんでした。

2007年の巨人・首脳陣

役職年齢
原辰徳監督49歳
尾花高夫投手総合50歳
斎藤雅樹投手コーチ42歳
伊原春樹打撃総合ヘッド58歳
内田順三打撃コーチ60歳
篠塚和典打撃コーチ50歳
伊勢孝夫打撃補佐63歳
西岡良洋守備走塁コーチ46歳
村田真一バッテリーコーチ44歳

※ 黄色いアンダーラインは太字が前縁から入れ替わった首脳陣。

1976年とは違い、あまり首脳陣のテコ入れをしませんでしたが、重要ポストのヘッドコーチを近藤氏から伊原氏へ変えました。

2007年の首脳陣は、原監督と同じ2006年に復帰や移籍をした年だったこともあり、契約上の問題もあるでしょうが、留任する人が多かったのかもしれません。

キシ
2007年に優勝できたのは、伊原ヘッドコーチの功績も大きいのでは。それを考えるとヘッドコーチ次第で、チームは変われると言うことなのかもしれません。

2017年の13連敗の責任はこの人が取ります!

役職年齢
高橋由伸監督42歳
村田真一ヘッドコーチ54歳
尾花高夫投手コーチ60歳
田畑一也投手コーチ48歳
江藤智打撃コーチ47歳
二岡智宏打撃コーチ41歳
井端弘和守備走塁コーチ42歳
大西崇之守備走塁コーチ45歳
村田善則バッテリーコーチ43歳

上記の一覧表は、2017年の首脳陣で黄色いアンダーラインの太字は前年から留任で、田畑一也投手コーチと二岡智宏打撃コーチは2軍から昇格。

この記事を書いている段階で、すでに11連敗(2017年6月6日)をしてしまい、このままだと長嶋監督時代の11連敗をこえる新記録を作ってしまいそうな感じ。

まさか球団ワースト記録の13連敗になってしまうとは、開幕当時では想像ができませんでしたが、このままだとAクラスすら危うい。

まだどうなるか分かりませんが、過去のデータでは10連敗以上した年はBクラスになっており、2017年のオフは首脳陣に厳しい現実が待っていそうです。

過去に10連敗以上した1975年と2006年の翌年の首脳陣を見ると、必ずヘッドコーチが入れ替わっているので、2018年の首脳陣に村田真一ヘッドコーチの名前はまずないでしょう。

ただし、1975年も2006年も監督になって最初の年(原監督は2度目の監督の初年度)であり、高橋由伸監督の場合は2年目。

おまけに長嶋政権時代の11連敗の記録を抜き、13連敗の球団ワースト記録を更新してしまったので、高橋由伸監督のクビや辞任の可能性は十分ありそうです。

他の首脳陣も2年目以上の人が多く、さすがに総入れ替えはないでしょうが、かなりの首脳陣のクビが飛ぶのは避けらないかもしれません。

現状で確実に言えるのは、村田ヘッドコーチが2017年の責任と取るべく、解任されるか自ら辞任の申し出をするでしょう。

キシ
今のままの成績だと、ほぼ確実に村田ヘッドはクビ。それを避けるにはなんとかAクラスに入り、クライマックスで優勝するしかありません。

まとめ

今回ご紹介したクビ決定!過去のデータから巨人の13連敗の責任はあのコーチが取る!はどうでしたか?

2017年のシーズンが終わったときに、首脳陣がすべてクビになる事態は避けて欲しいけど、今の順位のままだとヘッドコーチのクビはほぼ確定。

13連敗の球団ワースト記録を更新して、悲しい気持ちになっている巨人ファンの方も多いでしょうが、希望の光があることを忘れてはいけません。

11連敗して最下位になった1975年も、10連敗して2年連続Bクラスになった2006年も、翌年に巨人は優勝をしているのですから。

果たして、2018年も高橋由伸監督が続投しているのかは、これからの成績に掛かっているので、優勝は無理でもせめてAクラスに入れるように頑張って欲しいです。

キシ
もしデータ通り、Bクラスになったら、高橋由伸監督の進退問題は避けられないかも。そうなって欲しくないけど、現状ではかなり現実味を帯びています。果たしてどうなるのでしょうか。
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