巨人がドラフト1位で、即戦力の投手を取れなかったことから、先発、中継ぎ、抑えに関係なく必ずFAで投手を補強するはずです。
野手の方もFAでの補強を考えているでしょうが、FA市場を見る限りでは、巨人が獲得をできそうな選手はちょっといないかも。
とりあえず、投手を中心に2017年シーズンへ向けて、巨人がFAで獲得しそうな選手を考えてみたいと思います。
さすがに、ご紹介する全員の選手を獲得することはないだろうけど、最低でも1人は獲得すると思いますよ。
ご紹介する選手は、上から順番に獲得の可能性が高い選手になっています。
1.横浜DeNAベイスターズ・山口俊投手
可能性として、一番に高いと予想しているのは、横浜DeNAベイスターズ・山口俊投手です。
昔の巨人は、左投手が不足していたのですが、2017年シーズンは、順調に行けば、田口投手、内海投手、ポレダ徒手の3枚の左投手がいるので、左よりも右の投手が必要では?
そこで、FA宣言をすると思われる横浜DeNAベイスターズ・山口俊投手を、巨人が獲得するのではないでしょうか。
登板数 | 勝 | 負 | セーブ | 防御率 |
19試合 | 11 | 5 | 0 | 2.86 |
昔は、抑えだった山口俊投手も先発に転向して、2016年はキャリアハイの11勝をマーク。
2016年の巨人は、二けた勝利を収めたのが10勝10敗の田口投手だけなので、山口俊投手に注目していることは間違いありません。
ただし、問題なのが山口俊投手は、プレッシャーに強くないらしいので、常に注目を浴びる巨人で活躍できるのかが疑問です。
自分のイメージだと、同じくFAで移籍してきた元広島の大竹投手とイメージが被ってしまうのが、ちょっと危険な感じがします。
特に、2017年の巨人は、3年連続で優勝を逃すことは許されないし、順位によっては、高橋監督の解任問題にまで発展するのから、2017年シーズンは、2016年以上に選手たちへのプレッシャーが掛かるでしょう。
果たして、そのプレッシャーに、FAで移籍してきた山口俊投手が耐えられうかどうか・・・。
いろいろ問題はありますが、FAで巨人が獲得しそうな選手で、1番に可能性がありそうなのは、横浜DeNAベイスターズ・山口俊投手だと思います。
確立としては、山口俊投手がFA宣言をしたら90%ぐらいで、巨人に来ると予想します。

2.福岡ソフトバンクホークス・森福允彦投手
2016年シーズンは、山口鉄也投手の不調もあったので、中継ぎの補強も考えているかもしれません。
そこで、注目しているのが、FA宣言をする可能性が高い福岡ソフトバンクホークス・森福允彦投手です。
森福允彦投手は、1986年7月29日の生まれだから、2017年シーズンでは31歳で、同じ中継ぎの山口鉄也投手よりも3つも若いです。
一部のスポーツ新聞では、巨人がすでに森福允彦投手の調査に入ったと言われているのですが、2016年の森福允彦投手の成績は以下のようになっています。
登板数 | 勝 | 負 | セーブ | 防御率 |
50試合 | 2 | 1 | 0 | 2.00 |
左のワンポイントとして、2016年も大活躍した森福允彦投手なら、山口鉄也投手との2枚看板で後ろを任せられるし、今年の澤村投手の不安定さを考えれば、抑えは安定した投手を置きたいでしょう。
それと、2016年は山口鉄也投手の安定感が全くなかったので、左で安定した投球ができる森福投手を狙っていると思います。
若手の戸根投手がいるので、左の中継ぎ投手は必要がないかもしれませんが、2016年シーズンに打たれまくった横浜DeNAベイスターズの筒香選手に、ワンポイントで森福投手がいてくれると安心かもしれません。
問題点は、森福投手は完全なワンポイントで使っているから、山口鉄也投手ほどロングリリーフができるかどうかが気掛かりです。
ちなみに、山口鉄也投手と森福投手の打者数と投球回数を比べると一目瞭然です。
選手名 | 試合数 | 対戦打者数 | 投球回数 |
山口鉄也投手 | 63試合 | 204人 | 48回 |
森福允彦投手 | 50試合 | 105人 | 27回 |
試合数は10試合だけの違いですが、打者数は山口鉄也投手の方が防御率が悪いとしても、約2倍の打者と対戦しています。
山口鉄也投手と比べるのが間違っているのかもしれませんが、ここまでハードに起用されなくても、もう少し多くの打者と対戦ができればありがたいですね。
2番目にFAで巨人が獲得しそうなのは、福岡ソフトバンクホークス・森福允彦投手だと思います。
確立としては、FA宣言をすれば70%ぐらいの確率で巨人に来ると予想します。

3.埼玉西武ライオンズ・岸孝之投手
先発投手なら、横浜DeNAベイスターズ・山口俊投手よりも、埼玉西武ライオンズ・岸孝之投手の方が上なので、欲しいのは岸投手かもしれません。
でも、岸孝之投手の場合は、残留の可能性もあるらしいですが、楽天が有力だとスポーツ新聞は予想をしています。
11月2日に、岸孝之投手はFA宣言をしたので、これから争奪戦が始まりまりますが、スポーツ新聞では、全く巨人のことが触れられていないので、初めから獲得する意思がないのかも。
登板数 | 勝 | 負 | セーブ | 防御率 |
19 | 9 | 7 | 0 | 2.49 |
二けた勝利は逃したものの、防御率が2.49もあるので、打線が奮起してくれれば、簡単に二けた勝利ができる投手です。
これは自分の感想ですが、岸孝之投手の場合は、上記の2人の投手のように問題点が全く見当たらないので、本来なら真っ先に、巨人が獲得に乗り出す投手ではありませんか?
でも、岸孝之投手は、地元の宮城県にある高校、大学に通っていたので、もしFAで移籍をするなら楽天が有力視されているから、巨人は騒がないのでしょうね。
可能性はかなり低いですが、巨人がこれほどの投手を見過ごすとも考えにくので、調査をする可能性がゼロに近いけど、まだゼロではないと思っています。
ただし、巨人が獲得に乗り出す確率も、岸孝之投手が巨人に来る確率も10%ぐらいだと思いますけどね。

まとめ
巨人がFAで獲得するのは投手だと思うので、野手を獲得する可能性はゼロだと思います。
この記事を書こうと思った頃は、まだFA宣言や移籍先が不透明な感じだったのですが、11月に入ったら、ほぼどこへ移籍するのか、分かっている状態になってしまいましたね。
まだFA宣言をしていませんが、横浜DeNAベイスターズ・山口俊投手と福岡ソフトバンクホークス・森福允彦投手がFA宣言をすれば、確実に巨人が獲得に乗り出して加入をすると思います。
ランキングでは、第3位の埼玉西武ライオンズ・岸孝之投手ですが、スポーツ新聞の予想通り巨人ではなく楽天へ移籍するでしょう。
野手の方では、中日の大島洋平外野手がFA宣言をせずに残留、日ハムの陽岱鋼外野手も残留すると言われているので可能性はゼロ。
FA宣言をしたオリックスの糸井嘉男外野手は阪神、FAをすると言われている中日の平田良介外野手は残留かヤクルト。
本来なら、外野手もFAで獲得を目指していたと思うのですが、今年のFA市場では、獲得をするのは無理ですね。
これで、ほぼFAをする可能性がある選手の動向は、決まりだと思います。
まだFA宣言をしていない選手も、近日中には宣言をするか残留をするかを決めるでしょうから、もうしばらくしたら分かるでしょうね。
もし、自分の予想通り2人の投手が巨人へ来たら、2017年シーズンに優勝ができるように、チームに貢献して欲しいと思います。
