2017年の巨人は、投手だと横浜から山口俊選手とソフトバンクから森福允彦選手、外野手だと日ハムから陽岱鋼選手が加入しました。
さらに外国人選手では、楽天で活躍したマギー選手も加入して、今年は例年以上にレギュラー争いが過熱しそうです。
この状況だと今までのような成績でいると大田泰示選手のように、トレード要員になってしまう可能性もあります。
そこで今回は、2017年の今年に結果を残さないと、トレード要員や戦力外通告をされそうな選手をピックアップ。
1年でも長く巨人で現役生活ができるように、今年こそ活躍をしてください。
背番号8・片岡治大選手
西武ライオンズからFAで移籍してきた片岡治大選手は、2017年が巨人で4シーズン目になるのですが、ハッキリ言って活躍をしているイメージがありません。
本来ならセカンドのレギュラーとして、大活躍をしている予定だったのですが、どうしてこんな結果になってしまったのでしょうか。
過去3年間の成績を調べると、西武ファンの人は、巨人に移籍してくれて良かったと思っているかもしれません。
年度 | 試合数 | 打率 | 本塁打 | 打点 | 盗塁 |
2014 | 126 | 252 | 6 | 32 | 7 |
2015 | 113 | 244 | 10 | 36 | 9 |
2016 | 32 | 222 | 2 | 4 | 0 |
2016年はケガの影響もあり、試合数がかなり減ってしまいましたが、成績を見る限りではなんでFAで獲得したの?と思ってしまいます。
噂の域を出ませんが、もしかしたら山口俊選手や陽岱鋼選手の人的補償のプロテクトに入っていなかったのではとも言われているので、2017年はかなりヤバいのでは?
特に、片岡治大選手のセカンドは、新人の吉川尚輝選手、外国人のクルーズ選手、2年目の山本泰寛選手などライバルが多いので今年が勝負です。
もし2017年の成績がさえなかったら、最悪の場合はトレード要員になる可能性もあるので、しっかり成績が残せるようにケガを完治させてシーズンに挑んでください。

背番号11・L.クルーズ選手
2016年にロッテから移籍したL.クルーズ選手も、2017年に結果を残さないとピンチの選手でしょう。
シーズン当初は、そこそこ活躍していたイメージがあったのですが、ケガで離脱したり、問題を起こしてクライマックスシリーズから外されたり、思うような成績は残せませんでした。
でも、よく考えてみれば、ロッテ時代の成績とあまり変わりがないので、過剰に期待してしまった感じもあります。
年度 | 試合数 | 打率 | 本塁打 | 打点 | 盗塁 |
2014 | 126 | 238 | 16 | 61 | 1 |
2015 | 133 | 255 | 16 | 73 | 0 |
2016 | 81 | 252 | 11 | 37 | 0 |
※2014年と2015年はロッテ時代の成績。
これを見る限りでは、出場試合数が少ないので一概には言えませんが、ほぼロッテ時代と変わらない成績でしたね。
もともとL.クルーズ選手は、2016年から2年契約をしているので、2017年も巨人にいますが、もし2年契約をしていなかったら、契約していなかったかもしれません。
今年は、しっかり成績を残さないと、このままでは確実に2017年のオフには退団ってことになりそうなので、L.クルーズ選手には最高のパフォーマンスを見せて欲しいです。
L.クルーズ選手は、前述の片岡治大選手と同じセカンドを守っているるので、レギュラー争いが厳しいですが、巨人に残るためには今年が勝負ですよ。

背番号31・松本哲也選手
巨人にいる山梨県出身の選手として、松本哲也選手にはずっと期待しているのですが、2017年は勝負の年になりそうです。
外野には、陽岱鋼選手、長野久義選手がほぼレギュラーと予想されるので、残っているのはレフトだけ。
その1つの枠に、ギャレット選手、亀井善行選手、センターを守っていた橋本到選手や立岡宗一郎選手も、レフトのレギュラー争いに加わるでしょう。
まだ他にも、重信慎之介選手、内野手の中井大介選手や岡本和真選手なども加わる可能性があるので、本当に大変な1年になりそうです。
年度 | 試合数 | 打率 | 本塁打 | 打点 | 盗塁 |
2014 | 75 | 275 | 0 | 3 | 3 |
2015 | 44 | 147 | 0 | 0 | 3 |
2016 | 52 | 174 | 0 | 1 | 2 |
本人も自覚をしているらしく、2017年は打率を向上のために、バットを少し軽くてシーズンに挑むそうです。
守備に関しては、巨人でも1,2を争う選手なので、あとは打率が新人王を取ったときぐらい残せれば、2018年以降も大丈夫でしょう。
さらに、鈴木尚広選手が引退してしまい、盗塁のスペシャリストがいないので、後継者としても期待できそうだから、打率がダメでも足でなんとか結果を残して欲しいです。

背番号35.西村健太朗選手
かつては、抑えとして大活躍した西村健太朗選手も、2017年に結果を残さないとヤバそうな選手の一人です。
2013年には、42セーブを記録してセリーグのセーブ王にも輝いた西村健太朗選手は、その後、ケガなどで思うように結果を残せないシーズンが続きました。
FAで移籍してきた山口俊選手の人的補償で、片岡治大選手と同じように西村健太朗選手もプロテクトから外れていると噂になったので、今シーズンが正念場かもしれません。
2016年に、何度か西村健太朗選手が投げている試合を見たけれど、危なっかしくて見ていて心臓に悪かったので、もう少し安定感が出てこないと1軍では投げるのは厳しいような・・・。
年度 | 登板試合 | 勝利 | 敗戦 | セーブ | ホールド | 防御率 |
2012 | 69 | 3 | 2 | 32 | 12 | 1.14 |
2013 | 71 | 4 | 3 | 42 | 10 | 1.13 |
2014 | 49 | 4 | 4 | 6 | 16 | 2.98 |
2015 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 9.00 |
2016 | 27 | 0 | 0 | 0 | 2 | 3.21 |
せめて、2014年のような活躍をしてくれれば、1軍でも十分に通用するけど、果たして現状はどうなのでしょうか?
2017年は、選手層が厚くなった分だけチャンスは少ないから、チャンスをもらって結果を残さないと、シーズンオフにトレードになるかもしれません。
年齢は2017年で32歳だから、まだ老け込むには早いので、もう一花咲かせられるように頑張って欲しいです。

まとめ
ご紹介したのは4選手だけですが、実はまだ他にも2017年の活躍次第では、トレード要員や戦力外通告をされそうな選手が何人かいます。
その選手たちは、背馬号12・脇谷亮太選手、背馬号57・藤村大介選手 、背馬号61・中井大介選手です。
この3選手は、別の記事の「2017年シーズン!巨人で背番号が変わった選手で活躍できるのは誰だ!」で、書いてあるから今回は省略。
まだまだ、年齢を理由に老け込むには早い選手たちなので、FAやトレードで移籍して選手や新人選手、ファンにまだやれることを見せてください。
今年の巨人は優勝をしないと、高橋由伸監督の去就問題が発生しそうなので、是が非でも優勝したいでしょう。勝つためには手段を択ばないと思うので、チャンスは多くなさそうです。
それを考えると、今回ご紹介した選手たちは、少ないチャンスをつかんで結果を残さないと、最悪の場合はシーズン中や終了後にトレードに出されてしまうかもしれませんよ!
