今週も先週に引き続き大きなニュースや話題がなかったので、無料サイトを参考にしながら予想をしますが、今週の注目はクイーンS。
NHKマイルCを勝ったアエロリット、ヴィクトリアマイルを勝ったアドマイヤリード、この上半期のマイル女王が対決します。
そこで今回は、まずアエロリットvsアドマイヤリードのどちらが勝つかを予想して、その次に対抗以下の馬をご紹介します。
まさか札幌の地で、今年のマイルのG1を勝った牝馬が2頭も登場するとは思わなかったから、北海道の競馬ファンがうらやましい。
これだけ騒いで、アエロリットもアドマイヤリードも連帯しなかったら、かなり馬券が荒れそうだけど、さすがにそれはあり得ないでしょう。
第65回クイーンSの主な出走馬!
まずは、2017年のヴィクトリアマイルを勝ったアドマイヤリードからご紹介で、たぶん1番人気になるのはこの馬でしょう。
前走は1600MのG1を勝ち、前々走は1600MのG2を2着、でも3走前以降の5戦はすべて1800Mを使っており、距離の不安はありません。
調教も新聞紙上では、しっかり動いていると書いてあり、死角があるとすれば初めての札幌の馬場ぐらいしか考えられません。
2番人気になるのは、もう1頭のG1馬のアエロリットで、魅力的なのはアドマイヤリードよりも斤量が3kgも軽い52kgで乗れること。
G1馬でありながら、古馬との対戦なので斤量が軽くなるのはありがたいけど、問題なのは初めての1800Mでしょう。
血統面から見ると、クロフネ産駒は2000Mまでなら持つので大丈夫だとして、問題なのは母系でやはり1600Mがベストのように思えます。
3馬人気位なるのは、マーメイドSを勝ったマキシマムドパリで、こちらは距離の不安はないからあとは調教だけ。
ただし、その調教が新聞紙上ではあまり良くないらしく、一部では輸送を考えて緩く作ってあるとも言われていたので、それが本当なら危険かも。
他には、マーメイドSで2着のクインズミラーグロ、秋華賞で2着のパールコード、中山牝馬Sで1着のトーセンビクトリーなどがいます。

アエロリットとアドマイヤリードのどっちが勝つのか?
ここからは、アエロリットとアドマイヤリードのどちらが勝つのかを予想しますが、まずデータ上での有利不利を確認します。
過去10年の人気馬の成績は、1番人気が(3.4.1.2)で2番人気が(4.0.0.6)となっており、連帯率で言えば、圧倒的に1番人気。
ただし、勝率で言えば2番人気の方が4勝をしているので、連軸なら1番人気で頭で買うなら2番人気かもしれません。
次に年齢は、3歳馬が(3.2.1.15)で4歳馬が(2.3.3.28)となっており、すべての面において3歳馬の方が上になっています。
関東馬で2番人気以上だと(5.0.0.0.)のパーフェクトになるけど、3歳馬に限定すると2頭おり、どちらも前走はオークスでした。
前走がヴィクトリアマイル組で連帯した馬の共通点は、1800M以上の重賞で連帯実績があり、1600Mまでしかないアドマイヤリードはピンチかも。
2頭の調教の状態は、どちらも全く問題ないらしいのでどちらも万全らしく、消す材料としては使えそうにありません。
第65回クイーンSの本命馬の結論
斤量の軽さで言えば、アエロリットを本命にしたいのですが、やはり1ハロンの距離の延長はマイナスになりそうなので、本命はアドマイヤリードにします。
1800Mの距離は、アドマイヤリードにとって問題ないし、阪神の重馬場でも連帯しているから、洋芝にも対応できるでしょう。
あとはC.ルメール騎手にすべてを任せて、アドマイヤリードを本命にして、対抗以下の馬へ流したいと思います。

対抗以下にはどんな馬がおすすめ?
アエロリットとアドマイヤリードのどちらかを連軸にする場合、配当の妙味を考えると、どちらか一方の馬は全く買いません。
そうなると、相手は3番人気以下の馬になり、まずはマキシマムドパリに目が行きますが、やはり気になるのは調教の動き。
新聞紙上では、かなり良くないと見ているらしいので、最終的な判断は坂井千明氏のブログを読んでからだけど、ちょっと重い印は打てません。
クインズミラーグロは、牝馬の限定G3で4戦連続3着以内の現実なレースをしており、印はしっかり打つ必要がありそうです。
パールコードは、前走にダートを使った意味がよく分からないけど、川田騎手が小倉から乗りに来るので注意は必要。
さらに、過去10年は1番人気か2番人気が連帯する代わり、人気薄の馬を連れて来るから、上位人気馬だけで決まることは少ないと予想。
ポイントは、過去に重賞で3着以上が複数回ある馬、1800Mを得意としている馬、この2つの条件のどちらかを含む5番人気以下の馬が過去10年間で好走しています。
第65回クイーンSの対抗以下の結論!
第65回のクイーンSも、例年と同様に穴馬が台頭すると予想して、上記のデータから4頭の馬をピックアップをしました。
1頭目は、札幌2歳SとアルテミスSのG3で3着が2回、G2のローズSで2着があるクロコスミアで、札幌で好走経験があるので注目してます。
2頭目は、福島牝馬SとクイーンSのG3で2着のあるシャルールですが、札幌は(1.3.0.0)だから、上位人気になってしまうのが心配。
3頭目は、中山牝馬SのG3で1着、G2のローズSで3着のあるトーセンビクトリーで、前走が1番人気だったから人気が落ちていたら面白。
最後の4頭目は、G2のフローラSとG1の秋華賞で2着があったパールコードだけど、こちらも上位人気になりそうなのでそれが問題です。
調教の状態は、この4頭の中だとパールコードが1番、残りの3頭はあまり良くないらしく、あとは人気と相談して取捨を決めます。
最終的な結論
人気と相談をした結果、人気薄のシャルールとクロコスミアを相手にして、本命馬のアドマイヤリードから流します。
パールコードもトーセンビクトリーも捨てがたいけど、人気がちょっと出過ぎなので、荒れるクイーンSでは来ないと予想しました。
本命はアドマイヤリード、相手はシャルールとクロコスミア。
馬連で、「3-12」「8-12」の2点で勝負します。

まとめ
今回ご紹介したアエロリットvsアドマイヤリード!どっちが第65回クイーンSに勝つ?はどうでしたか?
普通に予想をすれば、アエロリットかアドマイヤリードの1頭が勝つか連対をするだろうけど、2頭ともコケられるとヤバい。
1番人気と2番人気は、過去10年だと必ずどちらか1頭が連帯をしているので、2頭ともコケる心配はないと思います。
ちなみに、1番人気と2番人気で決まったのは、過去10年間で1回しかないから、アエロリットとアドマイヤリードで決まらないで欲しい。
1番人気か2番人気が連帯するときは、人気が9・7・6・10・10・11・3・11・6とかなり荒れる傾向にあるので、人気薄には注意が必要でしょう。
