第79回桜花賞は、4月1日に新元号が発表さて最初のG1であり、なおかつ平成最後の桜花賞でもあります。
さらに、4月3日には第67回桜花賞で2着だったウオッカが亡くなり、弔いレースになるかもしれません。
そんな第79回桜花賞は、有力馬の出走回避がほぼ無く凄い好メンバーが揃いました。
特にダノンファンタジーとグアンアレグリアの対決は、馬券に関係なくどちらが強いか見たいですね。
ただし、馬券的には有力馬が出揃うと堅い決着になりそうな予感がするので、穴党には厳しいレースかも。
ちなみに今回はデータ予想だと手堅い結果になったので、久しぶりにオカルト予想をしてみました。
【2019年】桜花賞の出走馬
- 開催日:2019年4月7日(日)
- コース:阪神競馬場
- 芝:1600M
馬名 性齢(所属) 騎手(斤量) | 前走 | ||
1 | 1 | シェーングランツ 牝3(美浦) 武 豊(55.0) | 2019.03.02 チューリップ G2 5着(2人気) 芝1600(阪神) |
2 | エールヴォア 牝3(栗東) 松山 弘平(55.0) | 2019.03.16 フラワーC G3 2着(1人気) 芝1800(中山) | |
2 | 3 | ノーブルスコア 牝3(栗東) 岩田 康誠(55.0) | 2019.03.02 チューリップ G2 3着(7人気) 芝1600(阪神) |
4 | クロノジェネシス 牝3(栗東) 北村 友一(55.0) | 2019.02.11 クイーンC G3 1着(1人気) 芝1600(東京) | |
3 | 5 | ルガールカルム 牝3(美浦) 三浦 皇成(55.0) | 2019.03.10 アネモネ L 1着(2人気) 芝1600(中山) |
6 | ホウオウカトリーヌ 牝3(美浦) 大野 拓弥(55.0) | 2019.03.10 Fレビュー G2 10着(4人気) 芝1400(阪神) | |
4 | 7 | アウィルアウェイ 牝3(栗東) 石橋 脩(55.0) | 2019.03.10 Fレビュー G2 7着(1人気) 芝1400(阪神) |
8 | グランアレグリア 牝3(美浦) C.ルメール(55.0) | 2018.12.16 朝日杯FS G1 3着(1人気) 芝1600(阪神) | |
5 | 9 | アクアミラビリス 牝3(栗東) M.デムーロ(55.0) | 2019.03.10 エルフィン L 1着(3人気) 芝1600(京都) |
10 | フィリアプーラ 牝3(美浦) 丸山 元気(55.0) | 2019.01.12 フェアリー G3 1着(3人気) 芝1600(中山) | |
6 | 11 | メイショウケイメイ 牝3(栗東) 古川 吉洋(55.0) | 2019.03.10 Fレビュー G2 5着(5人気) 芝1400(阪神) |
12 | ノーワン 牝3(栗東美浦) 坂井 瑠星(55.0) | 2019.03.10 Fレビュー G2 1着(12人気) 芝1400(阪神) | |
7 | 13 | ジュランビル 牝3(栗東) 松若 風馬(55.0) | 2019.03.10 Fレビュー G2 3着(6人気) 芝1400(阪神) |
14 | ビーチサンバ 牝3(栗東) 福永 祐一(55.0) | 2019.02.11 クイーンC G3 2着(2人気) 芝1600(東京) | |
15 | ダノンファンタジー 牝3(栗東) 川田 将雅(55.0) | 2019.03.02 チューリップ G2 1着(1人気) 芝1600(阪神) | |
8 | 16 | シゲルピンクダイヤ 牝3(栗東) 和田 竜二(55.0) | 2019.03.02 チューリップ G2 2着(4人気) 芝1600(阪神) |
17 | レッドアステル 牝3(美浦) 戸崎 圭太(55.0) | 2019.03.10 アネモネ L 2着(3人気) 芝1600(中山) | |
18 | プールヴィル 牝3(栗東) 秋山 真一郎(55.0) | 2019.03.10 Fレビュー G2 1着(3人気) 芝1400(阪神) |
1人気の推されるのは、初勝利から4連勝中(うち重賞を3連勝)のダノンファンタジー。
阪神の1600Mは3戦3勝と負け知らずので、同じ舞台の桜花賞で負けるとは考えずらいかも。
2人気の推されるのは、牝馬ながら朝日杯FSに挑戦したグランアレグリア。
ぶっつけ本番のローテーションが心配で、ソフト仕上げの藤沢厩舎だけに当日の状態に注目。
3人気の推されるのは、大阪杯で初G1制覇をした北村友一騎手が鞍上のクロノジェネシス。
阪神JFは出遅れが響いての2着だっただけに、1着馬を負かすチャンスはありそうです。
4番人気以下は、阪神JFで3着だったビーチサンバ。阪神JFで4着だったシェーングランツなど。
データ予想は手堅い決着になりそうな予感?

過去のデータから読み取ると3着以内に、ほぼ1番人気から3番人気の馬が2頭ほど入っています。
1頭も入っていなかったのは、2015年の桜花賞をスローペースで逃げ切ったレッツゴードンキ。
2015年の上位人気の敗退原因
この年の1番人気はルージュバックで、桜花賞が初のマイルで今考えると明らか距離不足。
2番人気のココロノアイは、前走が5番人気の重馬場で勝利しており過剰人気だったのかも。
今年の桜花賞の上位人気で不安な馬
今年の桜花賞の上位人気で不安なのは、前走が朝日杯FS組(3か月半休養)のグランアレグリが筆頭。
ちなみに前走が前年だった馬は、阪神JF1着から転戦の2014年2着のレッドリヴェール(3戦3勝)のみ。
他にはソフト仕上げでお馴染みの藤沢厩舎だけに、長期休養明けの人気馬は手が出しづらく消しが妥当でしょう。
クロノジェネシスは前走がクイーンCで、このレースから3着以内だったのは、過去10年でわずか2頭のみ。
2013年以降は、1番人気だったメジャーエンブレムも負けており、あまり験の良いレースとは言えません。
さらに過去10年間で1度も3着以内がない死に目の2枠に入ったので、こちらも消しが妥当でしょう。
1番人気のダノンファンタジーの相手探し

1番人気のダノンファンタジーは、データ上で死角が見つからず、3着以内は間違いありません。
データを踏まえると、2019年の桜花賞は4番人気以外から2頭を探せば、データ上は当たります。
3着馬の候補で残ったのは2頭
過去10年間の3着馬の条件は、2012年を除くと初勝利から2連勝以上が条件です。
データを踏まえると該当馬は上記の2頭を消した上で、以下の5頭が残ります。
⑦アウィルアウェイ
⑩フィリアプーラ
⑫ノーワン
⑱プールヴィル
さらにこの中から、過去10年で3着以内がないフェアリーS組のフィリアプーラは消し。
Fレビュー組は2着以内が条件なので、7着だったアウィルアウェイは消し。
他には過去10年間で10番人気以降は2連対しかないので、ノーワンとプールヴィルは厳しそう。
結果的に残ったのは、シェーングランツのみなので、3着馬候補としておすすめします。
ちなみに、人気が関係なければ大穴としてプールヴィルがおすすめ。
理由はFレビュー組で3着以内だった3頭すべてが阪神JFを使ってるからです。
大穴は⑱プールヴィル
2着馬の候補で残ったのは1頭
消しの2頭を除き過去10年のデータでは以下の3頭が該当しました。
⑨アクアミラビリス
⑱プールヴィル
この中でルガールカルムは、過去10年で3着以内がないアネモネS組なので消し。
さらに二けた人気馬が入ったことは過去10年以内にはなく、プールヴィルも厳しいでしょう。
結果的に残ったのは、アクアミラビリスなのでこの馬を2着候補とします。
データ予想での馬券の買い方
前にも書きましたが、過去10年間で上位人気馬総崩れが1度しかなく、基本的に桜花賞は人気サイドで決まるレース。
データを踏まえると、クロノジェネシス・グランアレグリアの2頭を消すのは、やや危険かもしれません。
そこでまず本線として、⑮ダノンファンタジー①シェーングランツ⑨アクアミラビリスの3連複を買います。
次に人気薄だけど候補に挙がった⑱プールヴィルと1番人気の⑮ダノンファンタジーを軸に3連複を買います。
相手は冒頭で消した人気馬の④クロノジェネシスと⑧グランアレグリア。
過去10年間のデータでは、合計3点の3連複が勝負馬券です。
オカルト予想①は新元号の「令和」がヒント
2019年4月1日に新元号が「令和(レイワ)」と決まりました。
そこで馬名から「令和(レイワ)」を作れないか探すと、「レ」が2頭「イ」が2頭「ワ」が1頭、それぞれ発見。
⑰レッドアステル
⑦アウィルアウェイ
⑯シゲルピンクダイヤ
⑫ノーワン
上記の5頭を上手に組み合わせると、新元号の「令和(レイワ)」になるので、もしかしたら来るかもしれません。
組み合わせは以下のようなパターンで、ベストは三連単だけど安全策の三連複も捨てがたいですね。
⑧→⑯→⑫
⑰→⑦→⑫
⑰→⑯→⑫
ちなみに、英語で説明する際の「Beautiful Harmony」が馬名に入った馬はいませんでした。
オカルト予想②は名牝ウオッカの死がヒント!
2019年4月3日に名牝と言われたウオッカが亡くなりました。
牝馬で7冠を達成しており、特に注目したいのは、ダービー・安田記念・天皇賞(秋)・ジャパンカップ。
2007年・東京優駿(四位洋文)
2008年・安田記念(岩田康誠)
2008年・天皇賞(秋)(武豊)
2009年・ヴィクトリアマイル(武豊)
2009年・安田記念(武豊)
2009年・ジャパンC(C.ルメール)
当初の主戦は四位洋文騎手でしたが、2008年以降は武豊騎手が主戦、最後の2レースはC.ルメール騎手。
今年の桜花賞に四位洋文騎手は騎乗しておらず、該当の騎手では一番にウオッカでG1を勝った武豊騎手。
そう言えば今年の高松宮記念の前にキングヘイローが亡くなり、主戦だった福永祐一騎手が勝ちました。
このパターンを踏まえると、武豊騎手の背中をウオッカが押してくれるかもしれません。
ちなみに、武豊騎手は平成最初の桜花賞をシャダイカグラで勝っています。
桜花賞のデータ予想&オカルト予想まとめ
今年の桜花賞はダノンファンタジーが鉄板だけど、相手探しがやや難解なレースになりそうな予感。
グランアレグリアは3月半の休み明け、クロノジェネシスは不安なクイーンC組、どちらも不安が残ります。
ただし、データ上は人気馬が強いのでどちらか1頭を選び、やや人気薄に流せば当たるのではないでしょうか。
オカルト予想に関しては、かなり無理がある予想なので、お金に余裕がある方だけお楽しみください。