まだシーズンの途中だけど、このまま順調に勝ち進めれば、3位でフィニッシュできそうな雰囲気が出て来ました。
巨人ファンとして3位になることは、喜ばしいことだけど、来季のことを考えたら、ちょっと不安になるのは自分だけじゃないはず。
不安な理由は、球団ワーストの連敗記録を作った首脳陣に信頼は置けず、もし3位になってしまったら、現状維持になりそうだからです。
このまま勝ち進んで3位になって欲しいような、4位で終わって首脳陣の刷新をして欲しいような、巨人ファンでも同じ人がいるのでは。
果たして2017年の巨人は、このまま4位で終わるのか、それともDeNAを追い抜いて3位になるのか、どちらでしょうか。
奇跡的に3位でフィニッシュも見えてきた!
順位 | チーム名 | 試合数 | 勝ち | 負け | 分け | 差 | 残り |
1位 | 広島 | 125 | 75 | 46 | 4 | – | 18 |
2位 | 阪神 | 121 | 68 | 52 | 1 | 6.5 | 22 |
3位 | DeNA | 121 | 61 | 56 | 4 | 5.5 | 22 |
4位 | 巨人 | 121 | 61 | 59 | 1 | 1.5 | 22 |
5位 | 中日 | 123 | 51 | 67 | 5 | 9.0 | 20 |
6位 | ヤクルト | 123 | 40 | 81 | 2 | 12.5 | 20 |
上記の表は9月4日現在で、4位の巨人と3位のDeNAの差は、わずか1.5ゲームまで迫っており、3位が現実味を帯びてきた。
球団の連敗記録を更新した6月ぐらいは、最下位もあり得ると思っていたので、奇跡的な追い上げと言えるでしょう。
山口俊投手の離脱はあったけど、もともと戦力になっていなかったから、大した痛手にはなっておらず、特に問題はありません。
先発陣の菅野・マイコラス・田口の3人が、ローテーションを守ってくれれば、残り22試合で1.5ゲームなら逆転は可能。
残り試合の対戦では、苦手としている広島とは、わずか2試合しかないので、3位になるチャンスは、かなりありそうです。

DeNAとの直接対決は残り2試合!
残り試合の対戦は、苦手の広島戦が2試合だけなのは、3位に入りクライマックスを目指す巨人にとって、かなりの追い風です。
2位の阪神が6試合、3位のDeNAが2試合、5位の中日が5試合、6位のヤクルトが7試合、ポイントはDeNAとの直接対決。
巨人との対戦成績(9月4日)
残り | 勝ち | 負け | 分け | |
広島 | 2試合 | 7 | 16 | 0 |
阪神 | 6試合 | 11 | 8 | 0 |
DeNA | 2試合 | 14 | 8 | 1 |
中日 | 5試合 | 12 | 8 | 0 |
ヤクルト | 7試合 | 11 | 7 | 0 |
これを見る限りでは、広島に大きく負け越しているだけで、あとの4チームには勝ち越しているから、大丈夫そうな気がしてきます。
残り試合数では、3位のDeNAとわずか2試合しか残っていないので、この直接対決は2連勝することが最低条件かも。
あとは、試合数の多い阪神とヤクルトには、絶対勝ち越しすることも、3位に入るための最低条件になりそうです。
DeNAとの対戦成績(9月4日)
残り | 勝ち | 負け | 分け | |
広島 | 5試合 | 11 | 9 | 0 |
阪神 | 8試合 | 7 | 10 | 0 |
巨人 | 2試合 | 8 | 14 | 1 |
中日 | 3試合 | 12 | 7 | 3 |
ヤクルト | 4試合 | 14 | 7 | 0 |
DeNAは、巨人との直接体型の他だと、苦手な阪神と残り8試合も残っており、ここが3位になるか4位になるかのポイントの1つ。
もう1つは、9月16日・17日の東京ドーム2連戦なので、DeNAはそれまでに、ゲーム差を少しでもゲーム差を広げたいでしょうね。

本当に3位になってしまったら・・・
このままの調子で行けば、3位のDeNAを抜きそうなので、巨人ファンとしては頑張って欲しいけど、来季を考えたら微妙です。
高橋由伸ファンには申し訳ないけど、あまり監督に向いていない気がするので、来季は違う監督にした方が良いと思っています。
仮に監督が解任されなかった場合は、村田ヘッドコーチを解任すれば良さそうだけど、高橋由伸監督がそれを受け入れるかどうか。
高橋由伸監督は、村田ヘッドコーチのことを信頼しているので、一緒に辞めるか、二人とも留任するか、この2パターンがあるかも。
いっそのこと、首脳陣を総入れ替えしても良いと思っているので、そのためには4位で終わらないと、総入れ替えは難しいでしょう。
3位になって欲しいような、4位で終わって欲しいような、なんとも言えない複雑な心境で、残り試合を応援したいと思います。

今の巨人に求められているもの!
サンケイスポーツ専属評論家の野村克也氏(82)が、3日深夜放送のTBS系「S☆1」にVTR出演。セ・リーグで激しい3位争いを繰り広げるDeNAと巨人について、今後の展望を語った。
同日に行われたDeNA-巨人をテレビ観戦した野村氏は「3位攻防戦で見応えがありました」と両チームの戦いぶりを評価。クライマックスシリーズ出場チームについては、「DeNAがそのまま逃げ切りそうだね」と予測。「巨人にハングリーは感じない。食らいつく、粘る、そういうのをほとんど見かけないもんね」と苦言を呈した。
引用:ノムさん「巨人にハングリーは感じない」 DeNAのCS進出を予測
URL:http://www.sanspo.com/baseball/news/20170904/gia17090412220003-n1.html
ノムさんの意見は、自分もずっと前から思っていて、選手たちが頑張っているのは分かっているけど、ハングリーは感じられません。
「巨人軍は紳士たれ」と言われるけど、プレーに関しては広島のように、もっと泥臭くても良いような気がします。
今の巨人にハングリー精神を植え付けるには、エリートの高橋由伸監督ではなく、個人的に中畑清氏のような人が向いているのでは。
広島には3年連続で負け越しており、来年も今年と同じような戦いをするようでは、優勝なんて望むのは無理でしょう。
それが理由で、今年の巨人が4位になって、首脳陣の総入れ替えをして欲しいけど、こんな考えは巨人ファンから怒られそうですね。

まとめ
今回ご紹介した巨人がDeNAを追い抜き3位にならないで欲しいただ1つの理由!はどうでしたか?
巨人ファンとして、3位にならないで良いと言うのはダメだけど、来季の首脳陣のことを考えると、素直に応援ができません。
ノムさんが言うように、ハングリー・食らいつく・粘る、そんな野球をするには、首脳陣の総入れ替えが必要でしょう。
ただし、首脳陣の総入れ替えをして欲しいけど、DeNAを追い抜き3位になって欲しい気持ちもあり、とても複雑な心境です。
果たして、巨人はDeNAを抜いて3位になれるのか、それともこのまま4位で終わるのか、10月まで目が離せませんね。
