つい先日、長嶋茂雄終身名誉監督が、BSの日本テレビに出演しており、本当にお元気な姿を拝見で来て良かったです。
その番組の企画でちょっと面白かったのが、長嶋茂雄終身名誉監督にベスト9を選んでもらうと言う企画でした。
長嶋茂雄終身名誉監督も仰っていましたが、初めてだったらしく、かなり悩んだみたいです。
自分もどんな選手が選ばれるのか、ワクワクしながら見させてもらいました。
果たして、ミスタージャイアンツ、長嶋茂雄終身名誉監督が選ぶベスト9には、どんな選手が入っているのでしょうか?
ついにで、自分が勝手に選んだベスト9も、合わせてご紹介します。
投手・金田正一選手(国鉄→巨人)
金田正一選手は、今さら説明不要の大投手で、日本で唯一の400勝投手でもあります。
長嶋茂雄終身名誉監督は、デビュー戦で4打席4三振になり、次の対戦のときも三振をしたそうなので、合計5打席5三振をしたそうです。
でも、通算席席では3割をこえており、金田正一選手が投げ勝ったのは5打席目だけでした。
自分が選んだベスト9.投手・斎藤雅樹(巨人)
ちなみに、自分が選ぶベスト9の投手は、最多勝を5回、MVPを1回、沢村賞を3回など、輝かしい記録を持っている巨人の斎藤雅樹選手です。
2年連続で20勝をした頃の斎藤雅樹選手は、手が付けられないほどの強さでしたからね。

捕手・野村克也選手(南海→ロッテ→西武)
野村克也選手と言えば、歴代のホームラン数が657本、安打数が2901本で第2位、打点が1988点で、なんとすべての記録が第2位の素晴らしい成績を残した選手です。
監督としても3度の日本一を経験していて、「名選手名監督に非ず」ではないと証明してくれました。
昔から、野村克也選手と長嶋茂雄終身名誉監督は仲が悪いと言われていたので、他の捕手を選ぶかと思ったけど、そんなことはなくて良かったです。
自分が選んだベスト9.捕手・古田敦也選手(ヤクルト)
ちなみに、自分が選ぶベスト9の捕手は、野村克也選手の愛弟子のヤクルトスワローズ・古田敦也選手です。
巨人ファンの自分は、本当に古田敦也選手の存在が憎かったけど、純粋な野球好きとしては、リード、肩、打撃の3拍子がそろった、素晴らしい捕手だったと思っています。

一塁・王貞治選手(巨人)
今さら、説明する必要はない世界のホームラン王・王貞治選手を、長嶋茂雄終身名誉監督は一塁で選びました。
普通に考えても、普通に考えなくても、王貞治選手の他に1塁手を選ぶことなんてないでしょうね。
巨人が本当に強かった、3番・王貞治、4番・長嶋茂雄、この2人の現役時代を見たかったです。
自分が選んだベスト9.一塁・清原和博選手
逮捕はされてしまいましたが、西武ライオンズ時代の清原和博選手は、本当にスゴい選手だったと思います。
ノムさんも言っていましたが、もっとしっかり育てることができれば、偉大な打者として記憶にも記録にも残ったと思うので、それだけが残念です。

二塁・高木守道選手(中日)
自分は現役の頃を知りませんが、長嶋茂雄終身名誉監督はプレーだけでなく、人間としても高木守道選手が素晴らしいと評価していました。
ほとんど高木守道選手のことを知らなかったので調べると、ベストナイン7回(セカンドでは最多)も選出されており、スゴい選手だったんですね。
自分と同じ40代の前半の人は、勝った方がセリーグの覇者になる「10.8決戦」の監督のイメージが強いのでは?
自分が選んだベスト9.二塁・篠塚和典選手
自分と同じ世代だったら、二塁と言えば西武の辻発彦選手を思い出してしまうでしょうが、自分はしなやかなバッティングフォームが好きだった篠塚和典選手にしました。
篠塚和典選手で、印象的な思い出は今も語り継がれている、ヤクルトの伊藤智仁選手から放ったサヨナラホームランです。

三塁・中西太選手(西鉄)
三塁は、てっきり自分を選ぶと思ったのですが、長嶋茂雄終身名誉監督が選んだのは、怪童・中西太選手です。
往年の野球ファンなら、中西太選手のスゴさを語れるのでしょうが、自分はコーチ時代しか知らないので、選手としてのスゴさは数字でしか分かりません。
過去の成績を見て一番に驚いたのが、打率314、本塁打36本、盗塁36個のトリプルスリーを、高卒2年目に達成していることですね。
自分が選んだベスト9.三塁・原辰徳選手
賛否両論ありそうですが、やはり巨人ファンとしては、原辰徳選手を三塁で選ばさせてください。
巨人に入団してから、12年連続ホームランが20本以上は、本当にスゴい記録だと今でも思いますし、王・長嶋選手がいないあとの巨人を支えた功労者でもありますらか。

遊撃・広岡達朗選手(巨人)
長嶋茂雄終身名誉監督は、広岡達朗選手が素晴らしい選手だと言っていましたが、さらに6大学野球の先輩であったことも加味して、選んだような事を言っていました。
自分が思う広岡達朗選手は、西武ライオンズで監督をしたときの「管理野球」から分かるように、とても堅物なイメージが強いですね。
最近は、清原和博選手があんな事件を起こしてしまったのは、長嶋茂雄終身名誉監督が原因だと言っており、堅物ぶりは今も変わっていないみたいです。
自分が選んだベスト9.遊撃・松井稼頭央選手
実は一番に迷ったんが遊撃手で、守備だけで選べばロッテの小坂誠選手だったのですが、トータルだと松井稼頭央選手でしょう。
特に、西武ライオンズにいたころの松井稼頭央選手のスローイングが、とても格好良くて自分は好きでした。

左翼・松井秀喜選手(巨人→ヤンキース→エンゼルス→アスレチックス→レイズ)
左翼手で長嶋茂雄終身名誉監督は、予想通り自分の最後の愛弟子である松井秀喜選手を選びました。
他に選んだ外野手と比べれば分かる通り、松井秀喜選手の場合は、守備よりもバッティングを重視したのでしょう。
守備に関しては、ハッキリ言って強肩でもないし、守備範囲も広くないので、ごく普通の選手だったような気がします。
自分が選んだベスト9.左翼・松井秀喜選手
日本にいたときは中堅でしたが、メジャーリーグ時代は左翼だったので、自分も長嶋茂雄終身名誉監督と同じ左翼で選びました。
これは自分の考えですが、松井秀喜選手はもともと三塁手だったので、できれば三塁手・松井秀喜選手を見たかったですね。

中堅・山本浩二選手(広島)
ミスター赤ヘルの愛称で親しまれた山本浩二選手を、中堅で長嶋茂雄終身名誉監督は選びました。
山本浩二選手は、自分の中でレフトのイメージが強かったのですが、昔はセンターを守っていたんですね。
調べると1972年から1981年まで、ゴールデングラブ賞を10年連続で受賞していたので、後半の山本浩二選手しか知らない自分には驚きでした。
自分が選んだベスト9.中堅・秋山幸二選手(西武→ダイエー)
中堅手は、遊撃手と並ぶ野球で花形のポジションなのでかなり迷いましたが、当時、最もメジャーリーグに使いと言われていた秋山幸二選手にしました。
往年の西武ファンなら知っているだろうけど、秋山幸二選手は昔24番を付けていて、さらに三塁を守っていたんですよ。

右翼・イチロー選手(オリックス→マリナーズ→ヤンキース→マーリンズ)
長嶋茂雄終身名誉監督が、ただ一人現役の選手で選んだのは、現在マイアミ・マーリンズに在籍しているイチロー選手でした。
過去を振り返っても、イチロー選手をこえるような右翼手は絶対にいないと、長嶋茂雄終身名誉監督も思ったのでしょう。
2017年で44歳になるのですが、イチロー選手はまだまだ若いから、しばらくは現役として活躍できそうです。
自分が選んだベスト9.右翼・イチロー選手
右翼も長嶋茂雄終身名誉監督と同じ、イチロー選手を自分も選びますが、イチロー外野手の他に右翼で選ぶ選手はいませんね。
イチロー選手を上回る、走・攻・守、3拍子がすべてそろった選手を、見付けることは不可能でしょう。

まとめ
長嶋茂雄終身名誉監督が選ぶベスト9に自分を入れなかったのが、一番に驚きましたが、さすがの長嶋茂雄終身名誉監督でも自分を入れるのには抵抗があったみたいです。
たぶん、60代の人が選ぶベスト9だったら、中西太選手には悪いけど、必ず1位は長嶋茂雄終身名誉監督でしょうね。
予想だと巨人の選手(過去に在籍した選手も含む)を、もう少し選ぶかなと思ったのですが、全部で金田選手、王選手、広岡選手、松井選手の4人だけでした。
自分は巨人ファンなので、ちょっと巨人の選手(過去に在籍した選手も含む)が多かったような気がしますが、1990年代の巨人は良い選手が多かったんですよ。
長嶋茂雄終身名誉監督と自分はこんなベスト9でしたが、プロ野球ファンのみなさんだったら、どんな選手をベスト9で選びますか?
