海外競馬が解禁になり、初めて行われる2017ドバイワールドカップデー。
馬券を買えるのは、ドバイシーマクラシック、ドバイターフ、ドバイワールドカップの3レース。
今回はこの3レースの中から、日本馬が勝ちそうなレースを見つけて、そのレースの予想をしたいと思います。
2017ドバイワールドカップデーの3レースの発送が、3月25日の深夜なので、生中継を見られない人もいそう。
朝、パソコンやスマホで確認をして、馬券が当たっていたいものですね。
ドバイターフには2頭が参戦!
2017年のドバイターフには、リアルスティールとヴィブロスの2頭が参戦。
リアルスティールは、2016年のドバイターフも勝っており、2連覇が掛かっていますが、前走の中山記念ではまさかの大敗。
4着以下に敗れたのは、G1だけだったリアルスティールが、G2(中山記念)で8着に敗れたことが、かなり気になってしまいます。
もう1頭のヴィブロスは、もともと馬格がないから、飛行機で長距離輸送をするドバイに向くかないような気がしています。
さらに、リアルスティールと同じ中山記念に出走して、5着に敗れたことも強調できないので、かなり厳しいレースになるのでは。
ただし、他の出走馬を見ると、どの馬もマイルぐらいがちょうど良さそうな馬が多いので、距離で言えば日本馬の2頭の方が上。
外国馬から上げるなら、日本馬が出走した香港マイル・2着、その後の香港のG1を2連勝したヘレンパラゴンでしょう。
ヘレンパラゴンの適距離は、1400Mから1600Mだと思うので、さすがに1着に来るのはちょっと厳しいと予想します。
そう考えると、リアルスティールとヴィブロスのどちらかが勝てそうな雰囲気なので、ドバイターフを勝つのはリアルスティールと予想します。
大敗した中山記念は下痢をしていたと言われているので、しっかり体調が戻っていればリアルスティールの2連覇で堅そう。
ただし、体調が戻っていない場合は、馬体重が減っていない条件でヴィブロスにしますが、ドバイって馬体重の発表ってあるのでしょうか?
※リアルスティールは、鼻出血のためドバイターフを回避しました。残念です。

ドバイシーマクラシックには1頭が参戦!
ドバイシーマクラシックには、2016年のジャパンカップで2着だったサウンズオブアースが出走します。
最強のシルバーコレクターと言われているサウンズオブアースが、ドバイの地でその汚名を返上できるかに、注目が集まりそうです。
2016年のジャパンカップで、キタサンブラックとサウンズオブアースで当たったから応援をしたいのですが、他の出走馬を見るとさすがに厳しいでしょう。
凱旋門賞は負けたけど、注目されていたポストポンドが出走して、すでに現地のドバイで1戦を走り、2着になっていることから体調は大丈夫だと思います。
日本馬のリアルスティールと同じように、ポストポンドもドバイシーマクラシックの2連覇が掛かっているので、普通に考えればポストポンドが優勝するのでは?
仮にポストポンドが負けるとしたら、凱旋門賞2着、BCターフ1着、香港ヴァーズ2着のハイランドリールでしょう。
凱旋門賞のあと、アメリカと香港へ遠征しているのに活躍していることから、ドバイへ遠征するくらい全く問題なさそうです。
普通に考えれば、ポストポンドとハイランドリールに、サウンズオブアースが勝てるとは思えないので、ドバイシーマクラシックで日本馬の優勝はないでしょう。

ドバイワールドカップは最も多い4頭が出走!
馬券が買える3レースの中で一番に出走馬が多いのは、大注目のドバイワールドカップ。
一番に期待しているのは、JBCクラシックを1着、チャンピオンズCを2着、東京大賞典を2着のアウォーディー。
チャンピオンズCと東京大賞典は負けてしまったけど、ソラを使ってしまったり、徹底的にマークされたりしたので、負けて強しの内容では。
アウォーディーは、ドバイターフ・ドバイシーマクラシック・ドバイワールドカップの中で、唯一、日本人騎手が乗る馬なので、日本人としても応援したいです。
次に期待しているのは、フェブラリーSを勝ったゴールドドリームだけど、この馬にとってドバイワールドカップの2000Mはちょっと長そう。
ゴールドドリームは、1800Mだったら連帯の実績があるけど、2000Mはジャパンダートダービーの3着の1回のみで、さらに3着とは言え勝ち馬から1.2秒差だから厳しい。
あとの2頭は、ダートの2000Mはまさに適距離のアポロケンタッキー、2016年のUAEダービーを勝ったラニ。
個人的には、ゴールドドリームよりもアポロケンタッキーとラニに期待していますが、よく考えるとこの2頭はマル外なんですよね。
アウォーディーもマル外ではあるけど、日本で種付けをしてアメリカで産んだからマル外扱いで、血統は思いっきり日本馬だからアウォーディーに勝って欲しいです。

夢は日本馬だけど現実の予想はアロゲートかも・・・
ドバイワールドカップで勝てそうなのは、個人的な感情も含めてアウォーディーにしたけど、その前にとんでもない馬の存在を忘れていました。
それが7戦6勝(現在6連勝中、G1は3連勝中)で、総賞金1,200万ドルと世界最高賞金額のペガサスワールドCを勝ったアメリカ馬・アロゲートです。
たぶん、ドバイワールドカップで1番人気なのは、アロゲートになるでしょうが、なんとかこの馬を日本馬が破って欲しい。
馬券としては、馬単で日本馬のアウォーディーとアポロケンタッキーとラニを頭にして、相手はアロゲートを1頭に絞るのが良さそう。
アウォーディーとアポロケンタッキーとラニを馬単の頭にして、2着はアロゲートに固定します。
でも、マジメに予想をすれば、2016年のドバイワールドカップの優勝馬のカリフォルニアクロームをペガサスワールドCで破ったアロゲートで堅いんだろうなぁ。
さらに、そのカリフォルニアクロームが負けたペガサスワールドCで、2着だったシャーマンゴースト、3着のネオリシックも出いるので、こちらの方が日本馬よりも上だったりして。
夢馬券としては、日本馬を馬単の頭にしてアロゲートに流すのが良さそうだけど、マジメに予想をするならアロゲートを頭にして相手はシャーマンゴースト。
あと4着以下に負けたのが、不良馬場だけだったガンランナーにも注目をしてるので、2着候補として上げたいです。
※シャーマンゴーストは出走しなかったので、相手がガンランナーしかいなくなってしまいました。
アロゲートを馬単の頭にして、シャーマンゴーストとガンランナーへ流します。

まとめ
ドバイターフは、リアルスティールとヴィブロスの両方の馬にチャンスがありそうだけど、配当を重視する人は買わない方が良いでしょう。
ドバイシーマクラシックは、さすがにサウンズオブアースでは厳しいので、ポストポンドとハイランドリールを買うべきでしょうが、こちらも配当はかなり堅そうです。
ドバイワールドCは、夢としては馬単でアウォーディーとアポロケンタッキーとラニを頭にして、アロゲートへ流す。
マジメに予想をするならば、馬単でアロゲートを頭にしてシャーマンゴーストとガンランナーへ流すのが良さそうです。
果たして、2017年のドバイワールドカップデーは、何頭の日本馬が優勝できるのでしょうか?

追記.ドバイワールドカップのオカルト予想!
追記で、ドバイワールドカップのオカルト予想をしますが、予想のヒントは準決勝で敗れてしまった侍ジャパンからもらいましょう。
侍ジャパンは、2対1でアメリカに惜敗してしまったので、ヒントはアメリカに負けることだから、かなり堅くなってしまうけど、1着をアメリカのアロゲート。
2着を日本馬のアウォーディー・ゴールドドリーム・アポロケンタッキー・ラニにするのが良さそうです。
ただし、アウォーディー・アポロケンタッキー・ラニは、アメリカ産のマル外扱いなので、ゴールドドリームに絞った方が良いのかも。
それとも、日本人の武豊が乗るアウォーディーの1点に絞るのもありだけど、配当を考えたらガチガチなので買う気にはなりませんね。
