今年の天皇賞・春は、平成最後のG1であり今上天皇のもとで行われる最後の天皇賞でもあります。
平成最後なので、豪華なメンバーを期待したけどシャケトラの件もあり、ちょっと低調なメンバー構成。
頭数もフルゲートではなく平成最後を締めくくるには、物足りない気がするけど予想には関係ありません。
そんな小粒な感じのメンバーが揃った第159回天皇賞・春を、過去10年間のデータから三連単で予想しました。
データ予想の本命馬は、オカルト予想と被った平成最後に関わり合いがある騎手が鞍上のあの馬ですよ。
【2019年】皐月賞の出走馬
- 開催日:2019年4月28日(日)
- コース:京都競馬場
- 芝:3200M
馬名 性齢(所属) 騎手(斤量) | 前走 | ||
1 | 1 | チェスナットコート 牡5(栗東) 坂井 瑠星(58.0) | 2019.03.23 日経賞 G2 9着(9人気) 芝2500(中山) |
2 | 2 | エタリオウ 牡4(栗東) M.デムーロ(58.0) | 2019.03.23 日経賞 G2 2着(1人気) 芝2500(中山) |
3 | 3 | リッジマン 牡6(栗東) 蛯名 正義(58.0) | 2019.03.17 阪神大賞 G2 6着(2人気) 芝3000(阪神) |
4 | 4 | ヴォージュ 牡6(栗東) 和田 竜二(58.0) | 2019.03.17 阪神大賞 G2 8着(5人気) 芝3000(阪神) |
5 | メイショウテッコン 牡4(栗東) 福永 祐一(58.0) | 2019.03.23 日経賞 G2 1着(3人気) 芝2500(中山) | |
5 | 6 | カフジプリンス 牡6(栗東) 中谷 雄太(58.0) | 2019.03.17 阪神大賞 G2 2着(6人気) 芝3000(阪神) |
7 | グローリーヴェイズ 牡4(美浦) 戸崎 圭太(58.0) | 2001.13 日経新春 G2 1着(1人気) 芝2400(京都) | |
6 | 8 | パフォーマプロミス 牡7(栗東) 北村 友一(58.0) | 2019.02.10 京都記念 G2 4着(4人気) 芝2200(京都) |
9 | ユーキャンスマイル 牡4(栗東) 岩田 康誠(58.0) | 2019.02.16 ダイヤモン G2 1着(1人気) 芝3400(東京) | |
7 | 10 | フィエールマン 牡4(美浦) C.ルメール(58.0) | 2019.01.20 AJCC G2 2着(1人気) 芝2200(中山) |
11 | ケントオー 牡7(栗東) 幸 英明(58.0) | 2019.03.17 阪神大賞 G2 7着(8人気) 芝3000(阪神) | |
8 | 12 | クリンチャー 牡5(栗東) 三浦 皇成(58.0) | 2019.03.23 日経賞 G2 7着(5人気) 芝2500(中山) |
13 | ロードヴァンドール 牡6(栗東) 横山 典弘(58.0) | 2019.03.17 阪神大賞 G2 3着(10人気) 芝3000(阪神) |
1人気の推されそうなのは、シルバーコレクターとして有名になりつつあるエタリオウ。
実はまだ1勝しかしておらず、エタリオウが勝てば平成最後の快挙になりそうです。
2人気の推されそうなのは、昨年の菊花賞でエタリオウを破って勝ったフィエールマン。
まだ5戦しかしておらず伸び白もありそうだから、もしかするとこちらが1番人気かな。
3人気の推されそうなのは、今年のダイヤモンドSを勝ったユーキャンスマイル。
3000M以上は4着以下がないので、この馬は生粋のステイヤーかもしれません。
4番人気以下は去年の3着馬・クリンチャー。今年の日経賞を勝ったメイショウテッコンなど。
天皇賞・春は予想外に荒れるときがある
天皇賞・春は、2010年から必ず2着までに3馬人気以内の馬が入っています。
しかし、ときどき全く予想できない10番人気以下の馬を連れて来るの要注意。
ちなみに、3番人気以内の馬が2頭とも連帯したのは過去10年だと去年のみ。
注意が必要な馬①「父の血統には要注意」

過去10年の3着以内馬の血統を見ると、ステイゴールド産駒とハーツクライ産駒が好成績を収めています。
ステイゴールド産駒は1着4回・3着1回で、ハーツクライ産駒は2着5回・3着3回。
ちなみに、ハーツクライ産駒は2014年から連続で2着に入っており注意が必要です。
今年の出走馬では以下の頭がステイゴールド産駒とハーツクライ産駒。
ステイゴールド産駒とハーツクライ産駒
注意が必要な馬②「リピーターには要注意」

過去10年間のデータだと3着以内に入った合計6頭の馬が、複数年にわたり3着以内に入っています。
今年の場合はクリンチャーが該当するので、念のため抑えるべきでしょう。
注意が必要な馬③「内枠の馬には要注意」

過去10年の1着馬は馬番で、②→⑫→②→①→⑥→⑦→①→①→③→⑫になっています。
1着に限ると内枠が有利で外枠が不利になっており、今年は頭数が少ないけど要注意。
データ予想①「1着馬の条件」

大荒れだった2012年と連覇をした2014年を除くと主要のステップレースで必ず2着以内。
基本は主要レースだけど、念のため前走2000M以上のG2で2着以上だった馬もOKとする。
この条件に当てはまる馬は以下の5頭です。
- ②エタリオウ(日経賞2着)
- ⑤メイショウテッコン(日経賞1着)
- ⑥カフジプリンス(阪神大賞典2着)
- ⑦グローリーヴェイズ(京都記念1着)
- ⑩フィエールマン(AJCC2着)
ちなみに、2012年と2014年の1着馬は、3000M以上のG1で3着以内があり前走が日経賞。
- ⑫クリンチャー(菊花賞と天皇賞・春で3着/前走は日経賞)
この6頭の中から過去10年のデータを基に1着馬を探します。
5走前に2000M以上でG2以上に出走
2009年を除く1着馬は必ず5走前のレースが2000M以上&G2以上のレースに出走。
1つの条件に絞ってもカフジプリンスしか拾えず、メイショウ・グローリー・フィエは消しです。
天皇賞・春で1勝馬の優勝はない
しっかり調べれば古馬のG1で1勝馬が勝ったことは皆無でこの条件馬は厳しい。
それを踏まえるとエタリオウはデータ上だと消さざるを得ない。
さらに、過去10年で1番人気は1回しか優勝がなく、2つの面から厳しいです。
平成元年生まれの三浦皇成が優勝
すべてのデータをクリアしたのはクリンチャーの1頭しかおらず本命に決定。
鞍上の三浦皇成騎手は平成元年生まれなので、平成最後のレースを締めるにはピッタリ。
オカルト予想の本命も三浦皇成騎手を指名する予定だったから大本命です。
リピーターのデータも後押しして、悲願のG1制覇をできると信じます。
データ予想②「2着馬の条件」

過去10年の2着馬は2016年と2018年を除くと、必ず2000M以上の重賞で3着以内。
ちなみに、2016年と2018年の2着馬は天皇賞・春で3着以内がありました。
さらにすべての馬は、2000M以上のG2以上のレースで1着がありました。
この条件に当てはまる馬は以下の3頭です。
- ⑤メイショウテッコン(日経賞1着)
- ⑦グローリーヴェイズ(京都記念1着)
- ⑩フィエールマン(AJCC2着)
人気上位馬が必ず2着以内に入る
過去10年で1番人気から3番人気が2着以内に入らなかったのは2009年のみ。
それを踏まえると2番人気になりそうなフィエールマンが対抗です。
データ予想③「3着馬の条件」

過去10年の3着馬は2010年を除くと、前3走以内に2000M以上&G2以上で2着以内の経験がある。
さらに、2010年を除くとG1以外のレースで2ケタ着順はなく、過去10年のすべての馬は前走の着差が0.9秒以内。
ちなみに、4歳馬は天皇賞・春で3着が一番に多く、2016年から3年連続で3着になっています。
この条件に当てはまる馬は以下の3頭です。
「2019年天皇賞・春」まとめ
今年の天皇賞・春は、G1馬がフィエールマンの1頭だけなので、荒れる予想は十分にあります。
しかし、データ上だと上位人気馬が連帯するから、1番人気から3番人気は消さないように。
買い目としては以下のようになったので、ぜひ参考にしてください。
なおデータ上では不利ですが、血統と枠順から単穴としてチェスナットコートに注目。
ハーツクライ産駒の内枠だから、単勝を買うのはどうでしょうか?
ちなみに、1週間前の皐月賞はサートゥルナーリアが来なければ完全的中でした。

先週の勢いをそのままに、今度こそ三連単で的中させますよ!