キタサンブラックの天皇賞春秋制覇が可能なのかを予想した結果!

競走馬競馬予想
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第156回天皇賞(秋)の注目馬は、天皇賞の春秋制覇が掛かっているキタサンブラックで、たぶん1番人気になるでしょう。

競馬ファンとしては、春秋制覇を見たいと思うけど、馬券師からすると、1番人気が買ってしまうのは、ちょっと困る。

そこで今回はキタサンブラックが、天皇賞の春秋制覇を達成できるか、過去に制覇した馬の共通点をヒントに調べます。

キタサンブラックは、最多G1記録などがこの秋に掛かっているので、初戦の天皇賞(秋)はなんとしても、勝ちたいはず。

果たして、第156回天皇賞(秋)でキタサンブラックは、望み通り春秋制覇を達成できるのでしょうか。

過去20年で春秋制覇したのはわずか3頭!

過去20年に限定して、天皇賞を春秋制覇したのは、わずか3頭しかおらず、この2レースを勝つのは難しいと分かるでしょう。

最近だとマイルのG1の勝ちがある、モーリス・カンパニー・ウオッカ・ダイワメジャーが、天皇賞(秋)を勝っていますから。

1600Mで実績がある馬が、2000Mを勝つことは可能でも、さすがに3200Mを勝つのは、ステイヤーじゃないと無理ですね。

でも、スペシャルウィーク、テイエムオペラオー、メイショサムソン、この3頭は、天皇賞を春秋制覇しています。

まずは、この3頭がどんな馬だったのかを調べて、キタサンブラックに、春秋制覇の可能性があるかを調べましょう。

キシ
最近の天皇賞(秋)は、昔と違って、ステイヤーに厳しいレースなのでしょうね。

スペシャルウィーク(1999年)

サンデーサイレンスHalo
Wishing Well
キャンペンガールマルゼンスキー
レディーシラオキ

スペシャルウィークは、1999年に天皇賞(春)と天皇賞(秋)を勝ち、春秋制覇を達成しました。

過去の成績を見ると、着外は京都大賞典で7着の1回しかなく、歴史的な名馬でしたね。

そんなスペシャルウィークと言えば、やはりダービーを勝ったことですが、クラシックの着順のスゴかったのを覚えていますか?

スペシャルウィークのクラシックの成績

距離人気着順騎手
皐月賞2000M1番人気3着武豊
ダービー2400M1番人気1着武豊
菊花賞3000M1番人気2着武豊

スペシャルウィークは、クラシックですべて1番人気で、皐月賞3着・ダービー1着・菊花賞2着、これはスゴい成績。

天皇賞を春秋連覇するには、これくらい実力のある馬ではないと、無理なのかもしれませんね。

キシ
スペシャルウィークのダービーは、本当に強いレースでした。

テイエムオペラオー(2000年)

オペラハウスSadler’s Wells
Colorspin
ワンスウエドBlushing Groom
Noura

テイエムオペラオーは、2000年に天皇賞(春)と天皇賞(秋)を勝ち、春秋制覇を達成しました。

過去の成績を見ると、着外は未勝利で4着、大阪杯で3着、有馬記念で5着の3回だけど、すべて掲示板には載っています。

そんなテイエムオペラオーも、クラシックでは好成績を残しており、記憶に残っているのは、やはり皐月賞ですね。

テイエムオペラオーのクラシックの成績

距離人気着順騎手
皐月賞2000M5番人気1着和田竜二
ダービー2400M3番人気3着和田竜二
菊花賞3000M2番人気2着和田竜二

テイエムオペラオーは、皐月賞で1着、ダービーで3着、菊花賞で2着、スペシャルウィークと同じで、すべて3着以内でした。

当時は、実力も実績も乏しい和田竜二騎手だったので、今の時代なら、違う騎手が乗っているかもしれませんね。

キシ
テイエムオペラオーの皐月賞は、大外からぶっ飛んできて、本当に強かったです。

メイショウサムソン(2007年)

オペラハウスSadler’s Wells
Colorspin
マイヴィヴィアンダンシングブレーヴ
ウイルプリンセス

メイショウサムソンは、2007年に天皇賞(春)と天皇賞(秋)を勝ち、春秋制覇を達成しました。

過去の成績を見ると、着外は上記の2頭よりも多く、9回もあるのでそれほど強かった印象はありません。

そんなメイショウサムソンは、クラシックだと好成績を残しており、やはりベテラン・石橋守騎手が勝ったダービーが印象的です。

メイショウサムソンのクラシックの成績

距離人気着順騎手
皐月賞2000M6番人気1着石橋守
ダービー2400M1番人気1着石橋守
菊花賞3000M1番人気4着石橋守

石橋守騎手は、初G1がメイショウサムソンの皐月賞で、その勢いのまま、ダービーも勝ってしまいました。

最後の方は、武豊騎手に代わってしまったけど、やはりメイショウサムソンと言えば石橋守騎手ですね。

キシ
石橋守騎手に、初G1をプレゼントした松本好雄オーナーを、今の馬主も見習って欲しいですね。

キタサンブラックはどうなのか?

ブラックタイドサンデーサイレンス
ウインドインハーヘア
シュガーハートサクラバクシンオー
オトメゴコロ

つい先日、今季限りで引退を発表したキタサンブラックは、順調に進めば、天皇賞(秋)、ジャパンカップ、有馬記念がラストラン。

菊花賞の前までは、母父のサクラバクシンオーが影響して、距離が持たないと言われていたけど、全く関係ありませんでした。

そんなキタサンブラックは、上記の3頭とは違い、クラシックではあまり良い成績を、残していないんです。

距離人気着順騎手
皐月賞2000M4番人気3着浜中俊
ダービー2400M6番人気14着北村宏司
菊花賞3000M5番人気1着北村宏司

ダービーは、唯一の2ケタ着順を喫しており、3番人気以内の経験も、一度もありませんでした。

さらに、当時の主戦は北村宏司騎手でしたが、今は武豊騎手に変わっている点も、上記の3頭とは違います。

キシ
北村宏司騎手が、ケガをしなかったら、今でも主戦だったのでしょうか?

キタサンブラックは春秋制覇できるのか?

過去に天皇賞を春秋制覇した3頭の共通点と比べたら、明らかにキタサンブラックは、クラシックの成績が悪いです。

さらに、春秋制覇した3頭は主戦騎手が変わっていないのに、キタサンブラックの場合は、変わっておりこの点もマイナス。

また春秋制覇した3頭は、その年の宝塚記念で、スペシャルウィークが2着、テイエムオペラオーが1着、メイショウサムソンが2着。

でも、キタサンブラックは、宝塚記念で9着と惨敗しており、プラスになる共通点は、1つも見つかりませんでした。

宝塚記念の敗因として、高速決着だった天皇賞(春)の疲れが、指摘されていたけど、これもマイナス要因の一つなんです。

実は、2017年の天皇賞(春)に出走していた17頭は、10月22日終了時点で、まだ1頭も1着になっておらず、かなり不利なデータ。

過去の3頭との共通点や天皇賞(春)を踏まえると、2着はあるかもしれませんが、キタサンブラックが1着にはならないでしょう。

キシ
対抗としてなら買えますが、頭で買うには、止めた方が良いと言う結果になりました。

まとめ

今回ご紹介したキタサンブラックの天皇賞春秋制覇が可能なのかを予想した結果!は、どうだったでしょうか。

過去20年で、春秋制覇をした3頭の共通点を探ったところ、キタサンブラックには厳しいデータが、出てしまいました。

2着か3着の可能性は残っているけど、1着で来る可能性はデータ上はないので、信じる人は抑える程度が良いかもしれません。

また、天皇賞(春)に出走していた馬も、まだ1着になった馬はおらず、キタサンブラックの春秋制覇は、厳しそうです。

キタサンブラックがダメなら、どの馬が1着になるのか? それは、週末にご紹介するオカルト予想を、お読みください。

キシ
本当に、キタサンブラックは春秋制覇をできないのか? その答えは、10月29日に分かります。
競馬予想
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