こんにちは、2018年のダービーは、全くかすりもせず、散々な結果に終わった、馬券師の独身ブロガー・キシです。
ダービーが終わると、すぐに考えることは、来年のダービーで、今年の負けを、取り返したい人は、多いでしょうね。
そこで、過去10年間のダービー馬の血統を調べ、2019年に行われる第86回ダービーの勝ち馬を、探したいと思います。
参考にするサイトは、「netkeiba.com」で、現在登録されている馬を、対象にするので、その点はご了承ください。
2018年の予想では、1頭もダービーにすら、出走がなかったので、最低でも出走させることが、2019年の目標です。
過去10年のダービー馬から来年の傾向を予想!
馬名 | 父 | 母父 | |
2018年 | ワグネリアン | ディープインパクト | キングカメハメハ |
2017年 | レイデオロ | キングカメハメハ | シンボリクリスエス |
2016年 | マカヒキ | ディープインパクト | フレンチデピュティ |
2015年 | ドゥラメンテ | キングカメハメハ | サンデーサイレンス |
2014年 | ワンアンドオンリー | ハーツクライ | タイキシャトル |
2013年 | キズナ | ディープインパクト | Storm Cat |
2012年 | ディープブリランテ | ディープインパクト | Loup Sauvage |
2011年 | オルフェーヴル | ステイゴールド | メジロマックイーン |
2010年 | エイシンフラッシュ | キングズベスト | プラティニ |
2009年 | ロジユニヴァース | ネオユニヴァース | Cape Cross |
過去10年を振り返り、ダービー馬の血統を見ると、かなり偏っているので、参考にすれば、来年のダービー馬が分かるかも。
基本的には、やはりサンデーサイレンス系が、ダービー馬になる確率が高いけど、他の血統にも、チャンスはあります。
父の父がサンデーサイレンス・3頭
ロジユニヴァース、オルフェーヴル、ワンアンドオンリー、この3頭は、父の父がサンデーサイレンス。
この3頭のうち、2頭がNorthern Dancerのクロスを、1頭がノーザンテーストのクロスを、それぞれ入っています。
父がディープインパクト・4頭
ディープブリランテ、キズナ、マカヒキ、ワグネリアン、この4頭は、父がディープインパクト。
この4頭のうち、ワグネリアンを除く、他の馬には、Northern Dancerのクロスが、入っています。
ちなみに、ワグネリアンは、過去10年のダービー馬の中で、1つもクロスがないアウトブリードの馬。
父の父がキングマンボ・3頭
エイシンフラッシュ、ドゥラメンテ、レイデオロには、この3頭は、父の父がキングマンボ。
この3頭のうち、ドゥラメンテ、レイデオロは、母系にヘイルトゥーリズンが、さらに、Northern Dancerのクロスも、入っています。
ちなみに、エイシンフラッシュの母系は、ドイツなので、よく分かりません。
生産者はノーザンファームが5勝
生産者で見ると、ノーザンファームが5勝、社台ファーム(白老も含む)とノースヒルズが2勝、パカパカファームが1勝。

高速馬場を考えたらこの血統で決まり!
今の東京競馬場は、超高速馬場だから、不良馬場で勝った、ロジユニヴァースとオルフェーヴルは除外します。
タイムを見ると、エイシンフラッシュは「2:26.9」で、高速馬場に不向きだから、キングズベスト産駒も除外。
レイデオロも、タイムは「2:26.9」ですが、ドゥラメンテが「2:23.2」なので、キングカメハメハはセーフ。
結果的に、ディープインパクト、キングカメハメハ、ハーツクライ、この3頭の産駒から、ダービー馬が出ます。
比率を考えると、以下の頭数にすれば、この中から2019年のダービー馬が、きっと見つかるはずです。
- ディープインパクト産駒から6頭。
- キングカメハメハ産駒から2頭。
- ハーツクライ産駒から1頭。
- 個人的に好きな産駒から1頭。
上記の産駒で、Northern Dancerのクロスが、入っていることを、基本的な条件にします。
キングカメハメハ産駒の場合は、さらに母系にヘイルトゥーリズンを、条件にして見つけます。

セントレオナード
ディープインパクト | サンデーサイレンス |
ウインドインハーヘア | |
リリーオブザヴァレー | Galileo |
Pennegale |
1頭目のダービー候補は、セントレオナード(美浦・堀宣行厩舎)で、2016年の青葉賞を勝った、ヴァンキッシュランの全弟。
兄の成績から、2400Mはピッタリの距離だし、馬主は社台レースホースなので、兄よりも期待できると思います。
父・ディーウインパクト、母父・Galileoは、あのサクソンウォリアーと、同じ配合なので、今後のトレンドになるかも。
原状ではダービー出走が凄く厳しい。
2019年2月11日の段階で未だに未勝利のセントレオナードは、現状だとダービー出走がとても厳しいです。

サトノジェネシス
ディープインパクト | サンデーサイレンス |
ウインドインハーヘア | |
マルペンサ | Orpen |
Marsella |
2頭目のダービー候補は、サトノダイヤモンドの全弟のサトノジェネシスで、母・マルペンサの最後の産駒らしいです。
馬体の画像がないので、どんな馬か分かりませんが、兄の成績を見る限り、順当ならダービーに、出走して当然の血統。
そろそろサトノの馬が、ダービーを勝っても、良い頃だと思うので、サトノジェネシスに期待しましょう。
未勝利→ゆりかめも賞を快勝。
新馬戦では3着だったものの未勝利→ゆりかめも賞(500万下)を快勝しました。

リスト
ディープインパクト | サンデーサイレンス |
ウインドインハーヘア | |
シルヴァースカヤ | Silver Hawk |
Boubskaia |
3頭目のダービー候補は、幻のダービー馬と言われた、シルバーテーストの全弟・リストで、兄の雪辱を果たすのでは。
ただし、ちょっと気になるのが、馬主のキーファーズで、良血を揃えながら、重賞勝ちが一度もなく、運のなさが心配。
あとは、シルバーテーストと同じく、足元の心配がつきまとうので、上手にケアしながら、ダービーを目指して欲しいです。
未だに未勝利でダービーは厳しい。
キーファーズの嫌な予感が的中したリストは2019年2月の段階で未だに未勝利のまま。

プランドラー
ディープインパクト | サンデーサイレンス |
ウインドインハーヘア | |
プラウドスペル | Proud Citizen |
Pacific Spell |
4頭目のダービー候補は、ケンタッキーオークス など、G1を2勝した母を持つプランドラーで、去年も全兄を指名してます。
全兄・グレートウォリアーは、ダービーに出走ができなかったけど、かなりの大物感があるので、弟も期待できるでしょう。
グレートウォリアーは、年明けデビューで、クラシックに間に合わなかったから、弟は今年中にデビューして欲しいです。

ダノンチェイサー
ディープインパクト | サンデーサイレンス |
ウインドインハーヘア | |
サミター | ロックオブジブラルタル |
Aileen’s Gift |
5頭目のダービー候補は、2018年の1番人気だったダノン軍団から、今年こその期待を込めて、ダノンチェイサーを指名。
詳しい血統は、よく分からないけど、2017年のセレクトセールで、2億7,000万円もしたから、きっと良い馬なのでしょう。
ただし、少し気掛かりなのは、母系が短距離血統なので、もしかしたら、ダービーじゃなくて、NHKマイルの方かも。
7月8日にデビューするも4着に敗れる。
7月8日の中京5レースで、デビューをしたダノンチェイサーは、勝ち馬から0.7秒の4着に、敗れてしまいました。
勝ち馬と、ほぼ同じ位置取りなのに、0.7秒も離されたから、期待が大きかった分だけ、落胆も大きいですね。
敗因は、懸念していた距離かもしれないので、とりあえず、次走の距離と走りに、もう一度だけ注目します。

マイネルミュトス
ディープインパクト | サンデーサイレンス |
ウインドインハーヘア | |
マイネヌーヴェル | ブライアンズタイム |
マイネプリテンダー |
6頭目のダービー候補は、個人的にマイネルの馬が、ダービーを勝って欲しいので、マイネルミュトスに期待します。
母は、フラワーCを勝ったマイネヌーヴェル、叔父にはダービーで2番人気だったマイネルチャールズ 、かなりの良血。
ちなみに、ミュトスとは、ギリシャ語で伝説らしいから、ぜひこの馬で、マイネル軍団の伝説を、作って欲しいです。

ブラヴァス
キングカメハメハ | Kingmambo |
マンファス | |
ヴィルシーナ | ディープインパクト |
ハルーワスウィート |
7頭目のダービー候補は、ジェンティルドンナとライバルだった、あのヴィルシーナの初仔で、期待している人も多いブラヴァス。
ブラヴァスの血統を見ると、Mr.Prospectorの3×4のクロスを、持っているので、どんな走りをするのか、ちょっと楽しみ。
馬主と調教師は、引き続き佐々木主浩氏と、友道康夫先生で、母を育てているから、上手に調教をしてくれるでしょう。

ヴァンランディ
キングカメハメハ | Kingmambo |
マンファス | |
ハッピーパス | サンデーサイレンス |
ハッピートレイルズ |
8頭目のダービー候補は、全兄はコディーノ、全姉はチェッキーノ、兄と姉の敵討ちをしてくれそうな、全弟のヴァンランディ。
全兄と全姉は、どちらも重賞ウイナーで、ダービーとオークスに出走しており、順調ならヴァンランディも、期待大です。
藤沢和雄厩舎なので、まず無理だろうけど、再び横山典弘騎手と復縁をして、ダービーに出たら、絶対に感動しますね。

イニティウム
ハーツクライ | サンデーサイレンス |
アイリッシュダンス | |
ゴールデンドックエー | Unusual Heat |
Penpont |
9頭目のダービー候補は、母が米国のG1ウイナー、兄は受賞2勝馬、ハーツクライ産駒で、かなり期待できるイニティウム。
画像を見る限り、スマートな青鹿毛の馬体が、いかにも走りそうに見えるので、このまま順調に育って欲しい1頭。
管理は、須貝尚介厩舎で、兄と同じだから、同じ轍を踏まないように、この馬はダービーへ、間に合わせてくれるはずです。

アヴァターラ
ロードカナロア | キングカメハメハ |
レディブラッサム | |
マトゥラー | ディープインパクト |
オリエンタルアート |
10頭目のダービー候補は、もしかしたら、NHKマイルの優勝馬になるかもしれない、ロードカナロア産駒のアヴァターラ。
母系には、オルフェーヴルがいるので、距離は持つと思うし、母父がディープインパクトだから、大丈夫でしょう。
父系のスピード、母系のタフさ、上手にこの2つが、ミックスされていれば、ダービー制覇も、夢ではありませんね。

まとめ
2019年のダービー馬候補を、全部で10頭ご紹介しましたが、最低でも1頭は、ダービーに出走してくれるはず。
最も期待しているのは、セントレオナードとサトノジェネシスの2頭で、もしかしたら、ダービーを勝つかも。
特にサトノジェネシスは、兄がサトノダイヤモンドだから、間違いなくクラシック路線に、出てくる馬です。
仮に、全馬がダービーへ出走できなくても、いずれかの馬は、必ずG1へ出走するから、事前に要チェック。
果たして、2019年のダービーは、どんなドラマが待っているのか、ワクワクしながら、そのときを待ちましょう。
