FA選手と助っ人外国人を取られて巨人を憎んでいるのはこの3チーム!

バッター野球コラム
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まだ確定していませんが、今のままだと2人の投手を、今年もFAで獲得しそうな巨人。

一時期よりも金満体質ではなくなりつつあったのに、優勝を2年連続で逃したから、また悪いクセが出て来てしまったみたいです。

ただでさえ、セ・パ11球団から嫌われているのに、さらに嫌われるチームが増えてしまいそうです。

そこで今回は、セ・パ11球団で、一番に巨人を憎んでいるチームがどこなのかを調べます。

FA選手や助っ人外国人の引き抜きなどを中心に、絶対に巨人を許してくれそうにないチームを、11球団の中から3チームを選びました。

1位は順当だけど、2位と3位は、ちょっと意外だったかも!

基本的に11球団はみんな巨人が憎い!

巨人へFAで移籍した選手と助っ人外国人選手を対象として、11球団の中で、どのチームが一番に巨人を憎んでいるかを考えました。

FA制度は、1993年のオフから施行されたので、1993年から2016年11月30日の間で検証します。

FA移籍や助っ人外国人選手の数が同じ場合は、選手の活躍度を考えて、1位から3位の順位を決めさせててもらいました。

ちなみに、FA選手も助っ人外国人選手も、最高は1球団から4名の選手を獲得しており、1位の球団は2つをを合わせると、6名の選手が巨人へ移籍しました。

6名の選手が移籍をしたら、巨人のことが憎くなるのも当然だと思いますが、巨人を憎んでも巨人ファンには罪がないので、それだけは分かって欲しいです。

キシ
巨人のことが憎いチームは、最低でも3つあります。実際は、ほとんどのチームが憎んでいるでしょうが、巨人ファンのことは憎まないで欲しいです。

1.ヤクルトスワローズ!

年度選手名
1994年広沢克己選手(FA)
J.ハウエル選手
2002年R.ペタジーニ選手
2007年A.ラミレス選手
S.グライシンガー選手
2014年相川亮二選手(FA)

これを見る限り、ヤクルトスワローズが、巨人のことを恨んでいるのがよく分かります。

FAでの移籍選手は、2人だけですが、助っ人外国人選手を4人も引き抜かれているヤクルトファンには、ふざけるなよ!と思っているでしょう。

広沢克己選手の場合は、FA移籍する1994年の成績が、打率271、本塁打26本、打点73、しかし、巨人に在籍した5年間は、1994年の成績をどれも越えることなく阪神へ移籍。

R.ペタジーニ選手は、移籍する2002年の成績が、打率322、本塁打41本、打点94で、A.ラミレス選手は、移籍する2007年の成績が、打率343、本塁打29本、打点122。

この二人の助っ人外国人選手を取られたことに対するヤクルトファンの恨みは、想像を絶する物だと思います。

S.グライシンガー選手は、ヤクルトに1年しか在籍しなかったけど、16勝8敗、防御率2.84だったので、お金で引き抜いた巨人が憎いでしょう。

J.ハウエル選手は巨人に1年しかおらず、相川亮二選手はもともと横浜の選手だったので、ペタジーニ選手とラミレス選手ほどは悔しくないことを願いたいです。

以前の記事にも書きましたが、これだけ選手を引き抜かれている訳だから、「読売倒せ!」と言うのは分かります。

キシ
ヤクルトに関しては、上記の表を見れば分かる通り、憎まれるのは仕方がありません。もし逆だったら、巨人だってヤクルトを憎むでしょうから。それにしても助っ人外国人選手を取り過ぎです。

2.横浜ベイスターズ

年度選手名
2006年門倉健選手(FA)
2007年M.クルーン選手
2011年村田修一選手(FA)
2014年金城龍彦選手(FA)
2016年山口俊選手(FA)

門倉健選手は、巨人に来ても活躍しないまま自由契約になり、金城龍彦選手は、引退してコーチの打診を断り巨人へ移籍をしました。

バリバリに活躍していた選手を獲得したのは、M.クルーン選手と村田修一選手だけなので、あまり横浜ファンが怒っていないことを祈りたいです。

M.クルーン選手は、横浜に在籍していた3年間で84セーブを上げていましたが、契約金の問題でこじれて退団が決まり、巨人へ移籍をしました。

村田修一選手は、2002年のドラフトの自由枠で横浜に入団、9年間在籍して、ホームランの最高は46本、本塁打王を2007年と2008年に獲得しています。

この2人の選手は、移籍したあとも巨人で活躍しているので、横浜ファンにとっては、巨人が憎たらしくて仕方がなかったでしょう。

さらに、FA宣言をしている山口俊選手も、巨人への移籍を決めてしまったら、再び横浜ファンから憎しみを買うことになりそうです。

追記.12月1日

12月1日、山口俊選手と正式に契約を結びましたが、これで、横浜からは、外国人選手が1人、FA選手が4人、合計5人の選手が巨人へ移籍をしました。

本来は、11月30日に決めると言っていたので、中日に含みを持たせた感じだったけど、結局、巨人を選んだ山口俊選手。

最初からすんなり巨人と言えば良かったのに、もしかしたら横浜だけでなく中日からも、憎まれそうな気がしてなりません。

今回のFA移籍で、横浜が巨人をさらに憎んでいるでしょうから、2017年も、今年よりも「読売倒せ!」が大きくスタジアムに響くことでしょう。

あと気になるのは、横浜が山口俊選手のFA移籍で人的補償を選んだときに、どの選手を選ぶかだけですね。

キシ
まだ、山口選手がどうなるか分かりませんが、たぶん、巨人を選ぶと思うので、先に入れました。これで来なかったら、2位と3位を入れ替えですね。

3.西武ライオンズ

年度選手名
1996年清原和博選手(FA)
2005年豊田清選手(FA)
2013年片岡治大選手(FA)
2015年脇谷亮太選手(FA)

FA移籍だけに限定すれば、一番に巨人を憎んでいるのは、西武ライオンズなのかもしれません。

その理由は、上記の表を見てもらえば分かる通り、どの選手も活躍していた選手をFAで獲得したからです。

特に、ヒドいのが2013年に片岡治大選手をFAで獲得した際の人的補償で、脇谷亮太選手が西武へ移籍しました。

その2年後に脇谷亮太選手がFA権を取得して、再び巨人へ出戻ると言うのは、西武ファンからしたら、なんだこれ?と思うでしょう。

ただし、片岡治大選手と脇谷亮太選手の活躍ぶりを見れば、憎しむほど活躍をしていないので、巨人を絶対に許せないとまでは、憎んでいないかも。

その代わり、清原和博選手と豊田清選手は、4番と抑えのエースをFAで獲得したので、この2人に関しては、絶対に憎んでいるはず。

最終的には、清原和博選手はオリックス、豊田清選手は広島へ移籍してしまうのだから、巨人の使い捨てのやり方が許せないでしょうね。

キシ
西武があまり巨人を憎んでいるイメージがなかったけど、これを見たら、確実に恨んでいるでしょうね。岸選手をFAで獲得していたら、第1位になったかもしれませんね。

全部で何人?

年度選手名
福岡ソフトバンク工藤公康選手、R.ペドラザ選手、D.ホールトン選手、杉内俊哉選手、森福允彦選手
千葉ロッテE.ヒルマン選手、B.シコースキー選手、イ.スンヨプ選手、L.クルーズ選手
広島カープ川口和久選手、江藤智選手、大竹寛選手
中日ドラゴンズ落合博満選手、前田幸長選手、野口茂樹選手
 北海道日ハム小笠原道大選手、藤井秀悟選手
 オリックス・近鉄T.ローズ選手 、パウエル選手
 阪神タイガースD.メイ選手

昔から犬猿の仲と言われている阪神から、わずかD.メイ選手だけと言うのがスゴいけど、振りかえれば江川事件があるからやっぱり憎んでいるでしょう。

ロッテは、すべて助っ人外国人選手を獲得しているのがスゴいけど、この場合は、助っ人外国人選手ではなくスカウトマンを買う得した方が良い気がします。

ソフトバンク(ダイエーも含む)も4人と多いですが、小久保選手の件があるし、工藤公康選手はもともと西武の選手だから、あまり憎んではいないと思います。

12月1日に、森福允彦選手がほぼ巨人への入団が確定したので追加しましたが、工藤公康選手、ペドラザ選手はダイエー時代の選手なので、ソフトバンクは引き続き次点のままです。

広島には、スゴく憎まれている気がしていたけど(二岡選手の件は別ですが)、人数だったら中日と同じなんですね。

とりあえず、この表を見る限りでは、楽天から憎まれていないことだけは分かりました。

キシ
全体的に見て、助っ人外国人選手を他のチームから、獲得しているのが多いです。巨人の助っ人外国人担当のスカウトマンが、一体なにをしているのか聞きたいです。

まとめ

上記の3チームが今でも、巨人のことを恨んでいる気持ちが、これを読めば分かるはずです。

今は、当時ほど金満体質ではなくなりましたが、ピークの頃は、FA宣言をした選手を片っ端からかき集めている感じがしました。

2016年のセリーグ、パリーグの優勝チームを見て分かる通り、FAで補強すればチームが強くなるわけではないので、巨人も見習うべきです。

そんなことを思っているのに、球団はまたFAで選手を獲得してしまったので、さらに憎しみを覚えてしまったファンが増えたと思います。

自分はサッカーだと、全くお金のないヴァンフォーレ甲府を応援しているから、金満チームに勝つ喜びは分かるので、他のチームからすれば、巨人を倒したときは最高の喜びでしょうね。

できれば、10年後くらいに巨人のスタメンが、すべて生え抜きの選手だけになっていたらうれしいけど、100%の確率でそんなことは起こらないだろうなぁ。

キシ
巨人ファンとしてはツラいけど、これからも球界のヒール役として、金満チームであった方がプロ野球がおもしろいのかもしれません。
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