2016年の巨人のドラフト1位が大学生の投手なら大活躍は間違いなし!?

ピッチャー野球コラム
スポンサーリンク
スポンサーリンク

巨人は今シーズンがすで終わり、2017年シーズンに向けて動き始めています。ストーブリーグもこれからにぎやかになってきそうだし、目前にはドラフト会議も迫っています。そんな中、巨人のドラフト1位は大学ビッグ3の中の選手を、指名すると言われていますが、果たして誰を指名するのでしょうか?でも、その前に、近年の巨人のドラフト1位の選手が、どれだけ活躍をして来たのかを検証をして、2016年のドラフト1位の選手が活躍できるかを、占いたいと思います。予定だと投手を指名するらしいので、菅野選手くらい活躍する投手になってくれるとありがたいですが、ちょっとそれは望みが高すぎるかな。

過去10年のドラフト1位

高校生・大学生ドラフトがなくなった2008年から2015年のドラフト1位の選手を、チェックしたいと思います。

2008年・大田泰示選手、2009年・長野久義選手、2010年・沢村拓一選手、2011年・松本竜也元選手、2012年・菅野智之選手、2013年・小林誠司選手、2014年・岡本和真選手、2015年・桜井俊貴選手の8人。

  • 内外野手が大田泰示選手、長野久義選手、岡本和真選手。
  • 捕手が小林誠司選手。
  • 投手が沢村拓一選手、松本竜也元選手、菅野智之選選手、桜井俊貴選手。

捕手は別として、内外野手と投手は同じ人数になっています。

この中で、1軍の戦力となっているのは、長野久義選手、小林誠司選手、沢村拓一選手、菅野智之選手の4人。

そう考えると、半分の選手が1軍で活躍している訳ですから、今現在の成功確率は50%ってことですね。

戦力になっていない方では、松本竜也選手は野球賭博問題で解雇、大田泰示選手は松井秀喜選手が付けていた55番を背負うも、ほぼ期待外れ。

岡本和真選手は、選手層の厚さから出番が少ない状態ですが、まだ年齢も若くかなり期待されている選手なので、まだ期待外れにするのは早いので保留。

桜井俊貴選手は、開幕1軍だったのでかなり期待をしていたのですが、ケガでシーズンを棒に振ってしまったのでこちらも保留です。

キシ
この中で、問題なのは、澤村選手がドラフト1位の働きをしているかどうかです。数字だけ見ると活躍をしているのですが、イメージだと全く活躍をしていないので、なんとも言い難い選手ですね。

2008年・大田泰示選手

大田泰示選手は自分がずっと期待している選手だっただけに、1軍と2軍を行き来している成績では、情けないと思ってしまいます。

何度か書いていますが、大田泰示選手を知ったのは高校野球の神奈川県大会の予選で、初めて見たときから、日本にもジーター選手(元ニューヨークヤンキース)がいたと興奮しました。

打撃のフォームも今とは違い、ジーター選手のようにバットを頭を高い位置で構えていたから、ジーター選手そのものに見えたんです。

大田泰示選手の体格も、ジーターのように大柄で、プロで通用するくらいガッシリとしていたから、絶対にドラフトで巨人が1位で指名して欲しいと思っていました。

でも、今の成績を見ると、もしかしたら高校生時代が大田泰示選手のピークだったのかもしれません。

このままだと、最悪の場合、トレード要員になり兼ねない状態なので、なんとか頑張って欲しいのですが、今のままなら期待するだけ野暮でしょうね。

※2016年11月2日のニュースで、日ハムにトレードされることが決まりました。予想が当たってしまったことが、うれしいような悲しいような気分です。

キシ
巨人がトレードで出血大サービスをするとのウワサがあるので、もしかしたら、太田選手もトレード要員になっているかもしれません。

2011年・松本竜也元選手

松本竜也元選手は、野球賭博問題がなかったとしても、選手としては結果が出ないまま終わったと思います。

近年の巨人に言えることですが、高校生のドラフト1位の投手は、全くと言って良いほど活躍をしていません。

松本竜也元選手の前の高校生でドラフト1位の投手は、2005年の辻内崇伸元選手、2001年の真田裕貴元選手、1991年の谷口功一元選手がいて、成績を知っている通り、ドラフト1位の活躍はできませんでした。

ちょっと話がズレますが、辻内崇伸元選手はドラフトで他球団と競合したけど、堀内元監督が最後の置き土産として、くじ引きで獲得した選手。

でも、堀内元監督の呪いなのか、堀内元監督が運がないだけなのか、辻内崇伸元選手は1回も1軍で投げることなく引退してしまいました。

本当に、堀内元監督は巨人にとって厄病神でしかありませんね。

話を戻して、松本竜也元選手は、辛らつな言い方かもしれませんが、2016年のシーズン終了後にクビになっていたと思うので、シーズン前かシーズン後かの違いだけだったのではないでしょうか。

大学生や社会人の選手に比べ、高校生はまだ未完成な部分が多いので、かなり博打に近いから、今後も投手に関しては、ドラフト1位で指名しない方が良さそうです。

キシ
松本竜也元選手の場合は、早かれ遅かれ戦力外通告をされた選手だと思います。

2014年・岡本和真選手

岡本和真選手は、2軍で大活躍をしているのですが、1軍の選手層の厚さでなかなか出番が回って来ない選手。

2016年は、2軍で打点王になったので、2017年シーズンは、かなり期待ができる選手の一人だけど、問題なのが守れるポジションです。

守れるポジションがファーストとサードなのですが、阿部選手と村田選手がいるので、スタメンで起用するのは、かなり難しい状況です。

一部のニュースでは、出場機会を増やすために、外野を守らせようとしているらしいですが、岡本和真選手はファーストもサードも、守備がうまくないので、外野では厳しいと思います。

また、足も速い方ではないので、やはり今まで通り、ファーストとサードで良いのではないでしょうか。

巨人の場合、ファーストとサードは昔からポジション争いが厳しいので、松井秀喜元選手ですら、外野にコンバートされたくらい。

岡本和真選手も、活躍の場を増やすためには松井秀喜元選手のように、コンバートもありなのかもしれないけど、どうなのでしょうか?

キシ
阿部選手や村田選手の年齢を考えれば、岡本選手にチャンスがあると思うので、2017年シーズンは、1軍で期待したいです。あと、岡本選手はしゃべるとおもしろいので、ムードメーカーとしても期待ができそうです。

2015年・桜井俊貴選手

桜井俊貴選手は、開幕を1軍で初先発を果たすも、ケガをしてしまい、そのあとはずっと2軍ぐらしのままシーズンが終わってしまいました。

2016年の巨人は投手陣にケガ人が多かったので、桜井俊貴選手がケガをしていなければ、例年のドラフト1位の投手よりも、チャンスがあっただけにもったいない気がします。

結局、1試合しか1軍で投げただけで、2016年シーズンが終わってしまい、2軍でも1試合しか投げられませんでした。

でも、ケガをしている最中に体をしっかり鍛えたことで、足がかなり太くなったらしいから、来季は期待ができるかもしれません。

できれば、澤村選手のようにムチムチになる必要はないので、菅野手くらいの体にしてくれるとありがたいのですが・・・。

2016年シーズンと同じように、2017年シーズンも投手陣で悩まされることが多そうなので、なんとか桜井俊貴選手には、開幕1軍で先発ローテーションに入って欲しいと思います。

キシ
2017年シーズンの結果次第では、ハズレの選手になってしまうかもしれません。そうならないためにも、2017年は、背水の陣で頑張って欲しいです。

2016年のドラフト1位は?

2016年のドラフト1位候補は、創価大・田中正義選手、桜美林大・佐々木千隼選手、明大・柳裕也選手の3人にしぼったそうです。

大学出身の投手は、ケガの桜井選手の除けば、沢村拓一選手も菅野智之選手も、新人の頃から大活躍なので、上記の3人だったら大丈夫でしょう。

それよりも、問題なのは3人の中で誰を指名するかです。

創価大・田中正義選手は、2015年のユニバーシアード日本代表壮行試合で見たときに、この選手はスゴいと思っていたので、巨人が指名する可能性はありました。

田中正義選手は、身長が186cm、体重が90kg、ストレートの最速は156kmで、大学時代の通算成績が16勝1敗、防御率が0.37の驚異的な数字です。

桜美林大・佐々木千隼選手は、都立の星と言われていた投手で、都立日野高校時代からそこそこ有名な投手だったのですが、桜美林大学へ入ってからさらに成長をして、ついにドラフト1位候補になりました。

身長は181cmで体重は83kg、ストレートの最速は153kmで、スライダーとシンカーか武器、大学時代の通算成績は20勝10敗、防御率は1.12です。

明大・柳裕也選手が、3人の中では全く知らなかった投手だったのですが、高校生時代には、横浜高校で3回も甲子園に出たことのある選手だそうです。

大学時代の通算成績は18勝8敗で、防御率が1.88、ストレートの最速は150km、身長は180cmで体重が80kg、奪三振率の高い投手で大きく割れるカーブが武器。

ちなみに、巨人のエースの菅野選手の大学時代の成績は、37勝4敗、防御率が0.57で、入団してすぐにエースになる理由が分かります。

3人の中なら、創価大・田中正義選手が一番に注目したいですが、右肩のケガがあるらしく、それがちょっと気掛かりです。

あとは、他球団と競合するのは必至なので、ハズレたときのリスクを考えてどうするかだけでしょうね。

明大・柳裕也選手は、かなり申し訳ない言い方なのですが、顔があまり巨人の選手っぽくないので・・・。

そう考えると、桜美林大・佐々木千隼選手を指名しそうな予感がしているのですが、果たして2016年のドラフトでは、この3人の中で誰を指名して獲得ができるのでしょうか?

キシ
新聞などの予想は、創価大・田中正義選手みたいです。他球団との駆け引きをしながら、当日になってドラフト1位を決めるでしょうね。

まとめ

2016年は無事に獲得ができれば、ドラフト1位は大学生の投手になるみたいです。

ドラフト1位候補の3人とも素晴らしい投手なので、どの投手を獲得ができても、2017年のローテーションに入れそうな雰囲気です。

ただし、一番に怖いのは抽選でハズレたら、この3人の誰も指名ができないことです。

誰がクジを引くのか分かりませんが、もし抽選になったら、クジ運が良い人を選んでアタリを引いて欲しいと思います。

個人的には、高橋監督はあまりクジ運がなさそうなイメージがあるので、抽選になっても出ない方が良い気がするのですがどうなるでしょうか?

ドラフトの結果などは、追記や新しい記事でご紹介する予定です。

※スポーツ報知の記事によると、巨人のドラフト1位指名は、創価大・田中正義選手に決まったそうです。現状ではロッテとの抽選になる模様ですが、まだ他球団の出方が分からないので、さらに指名する球団が増える可能性があります。ロッテは、クジ運が強そうなので、かなりヤバい感じがしてきました。

キシ
田中正義選手が競合するのは分かりますが、あとの2人の選手はどうなんでしょうか?競合しなければ、佐々木千隼選手か柳裕也選手を、指名するかもしれませんね。

追記.ドラフト1位は野手!

創価大・田中正義選手を指名するも、ソフトバンクがアタリを引きたのでハズレ。

次に、桜美林大・佐々木千隼選手を指名するも、ロッテにアタリを引かれてハズレ。

結局は、中京学院大・吉川尚輝選手(内野手)をドラフト1位で獲得。

身長は177cm、体重は79kg、右投げ左打ち、50M走は5秒7で、巨人の重信選手と同じでかなりの俊足。

中京学院大・吉川尚輝選手は、ショートを守っているらしいが、巨人は、セカンドで起用するために、選んだと思います。

これから、2位、3位と続くと思うので、明日以降に、ドラフトとFAがどうなるのかを新しい記事でご紹介します。

キシ
個人的に、桜美林大・佐々木千隼選手を推薦していたので、初めから選んでいればと思ってしまいますが、それは他球団も同じだから、仕方ないですね。でも、やっぱり悔しい!!!
野球コラム
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします。
ドスポグ