球団史上初のクライマックスシリーズを決めた横浜DeNAベイスターズ。今年は、外国人監督を迎えて、どうなるかと心配していた、横浜DeNAベイスターズファンの人もいるでしょう。でも、気が付いたら初めてのクライマックスシリーズ進出が決定。まだ2位も狙える順位なので、ジャイアンツファンとしても、のんびりはしていられません。もしかして、広島東洋カープの優勝で盛り上がっていますが、横浜では、逆転で日本シリーズへの進出を狙っているみたいですよ。果たして、ジャイアンツは、横浜DeNAベイスターズの勢いを、止めることができるのでしょうか?
球団史上初の快挙!
前任の中畑清監督でもなし得なかった、クライマックスシリーズへの進出。
今年は、アレックス・ラミレス監督にしたのですが、序盤戦は、予想通りの順位だったと思います。
でも、残り4試合で、球団史上初のクライマックスシリーズが決定して、横浜は広島ほどではないだろうけど、大盛り上がりでしょう。
3月、4月の成績から最終的にクライマックスシリーズへ進出するとは、ラミレス監督の功績でもありますが、前監督の中畑清氏の功績もありますね。
ジャイアンツ時代には、中畑清氏の大ファンだったので、できれば新旧24番の対決が見たかったです。
でも、ラミレス監督も元ジャイアンツの選手だったので、うれしいような悔しいようなちょっと複雑な気持ち。
クライマックスシリーズでは、負けたくありませんが、とりあえず、今は初のクライマックスシリーズ進出をおめでとう!と横浜DeNAベイスターズに言いたいです。

あの人に喝だ!
外国人の監督だから、横浜DeNAベイスターズはダメだと言っていたのが、ネットで大人気の張本勲氏。
まぁ張本勲氏だけじゃなく、横浜DeNAベイスターズを、3位以上に予想していた解説者は少ないでしょうね。
横浜DeNAベイスターズのファンには申し訳ないけど、自分も今年は外国人監督だから、厳しいだろうなぁとは思っていました。
まさかヤクルトに競り勝って、3位になるとはかなりの驚きですが、ジャイアンツファンのとしては、驚いている場合ではありません。
広島の優勝が決まっているとは言え、首位の広島に2連勝。
勢いでは、明らかにジャイアンツよりも上なので、2位はちょっと無理でしょうが、クライマックスシリーズのファーストステージで、ジャイアンツに勝てそうな雰囲気。
もし、横浜DeNAベイスターズがジャイアンツに勝って、ファイナルシリーズに進出したら、張本勲氏に思いっきり喝を入れなければなりませんね。

キーマンはやっぱりあの選手!
横浜DeNAベイスターズは、やはり打線が強力なのが特徴で、すべては筒香選手に掛かっていると言っても、過言じゃありません。
横浜高校時代から、期待されていたスラッガーが本格化して、ジャイアンツとしては本当に怖いバッター。
ジャイアンツとしては、筒香選手の前にランナーを出さないことがポイントで、横浜DeNAベイスターズとしては、筒香選手の前に、一人でも多く塁に出ていることがポイントでしょう。
投手力で言えば、ジャイアンツの方が上の感じがしますが、菅野投手を除けば、どっこいどっこいの感じもするので、やはりお互いの打線をどう抑えるかがカギですね。
横浜DeNAベイスターズとしては、菅野投手を打つ崩せれば、ファイナルシリーズへ進めるのでは?
たぶん、ファーストステージの初戦は、菅野投手だと思うので、初戦をどちらが取るかで決まりそうです。
ファーストステージのキーマンは、横浜DeNAベイスターズが筒香選手、ジャイアンツが菅野投手。
さて、10月8日の初戦は、どちらが勝って勢いに乗るのでしょうか?

どちらも新人監督!
ジャイアンツの選手たちは、何度もクライマックスシリーズを戦っているので、緊張と言う点では、アドバンテージがありそうです。
ただし、問題なのは監督で、高橋由伸監督も、アレックス・ラミレス監督も短期決戦は初めて。
短期決戦は、ペナントと違い負けられない厳しい戦いなので、ベンチワークがかなり勝敗の行方を左右しそうです。
高橋由伸監督は、あまり勝負強くなさそうなイメージと、監督として短期決戦になれていないので、かなり不利でしょうし、それはラミレス監督にも言えること。
ジャイアンツだと村田真一ヘッドコーチ、横浜DeNAベイスターズだと進藤達哉ヘッドコーチがカギを握りそうです。

まとめ
ジャイアンツも横浜DeNAベイスターズも、条件的にはあまり変わりないと思うので、かなりの接戦になるでしょうね。
横浜DeNAベイスターズに有利なデータは、対戦成績で12勝10敗1分けで、ジャイアンツに勝ちこしていること。
なんとジャイアンツは、セ・リーグで負け越しているのは横浜DeNAベイスターズだけ、これはかなり不利なデータです。
ジャイアンツの有利なことは、東京ドームで対戦すると6勝2敗1分け(9月20日現在)なので、本拠地で戦えるのはかなり有利。
まだあと、9月23日、9月24日の2試合が残っていますが、ジャイアンツは2連勝しても対戦成績は12勝12敗1分け。
2連勝しない限り、横浜DeNAベイスターズには並べないので、今シーズンの勝ち越しは不可能なんですね。
9月23日、9月24日の2試合の内容で、どちらに風が吹いているかが、分かるかもしれないので、注目の2戦になりそうです。
果たして、ジャイアンツと横浜DeNAベイスターズのどちらが、マツダスタジアムで広島と戦うのでしょうか?

追記・2016/09/29
無事に9月28日、ジャイアンツの2位が確定して、クライマックスシリーズのファーストステージを本拠地の東京ドームで行うことが決まりました。
横浜ファンの人には申し訳ありませんが、とりあえず、ホッとしたのがジャイアンツファンとしての感想です。
ただし、横浜との2連戦で無様に負けてしまったから、クライマックスシリーズでどうなるのか心配です。
最低でも、クライマックスシリーズのファイナルシリーズに進むのが、高橋由伸監督のノルマだと思うので、絶対に横浜には勝って欲しい。
逆に横浜の場合は、勢いに乗る筒香選手がとても怖いのと、引退するハマの番長・三浦大輔投手のためにも、1試合でも多く戦いたいでしょうから、かなりのモチベーションで東京ドームへ来るでしょうね。
東京ドームでの横浜戦は、勝ち越しているものの、横浜はジャイアンツ戦に現在6連勝中なので、かなり厳しい試合になりそうです。
果たして、どちらのチームがマツダスタジアムへのチケットを、手に入れられるのでしょうか?

追記.2016/10/08
10月8日のクライマックスシリーズの初戦が終わりましたが、悪い予想が的中してしまい、筒香選手にやられてしまいました。
先発も菅野投手の離脱で、マイコラス投手が先発で、筒香選手に打たれたのは悔しいけども、これは仕方がない。
打線は、坂本選手が頑張ってくれたけど、あと1本が出なかった。
テレビ中継が途中からだったので、最初は分からないけど、8回のチャンスに長野選手がバントができなかったのが痛かった。
個人的に、長野選手はバントが上手な選手じゃないので、最初から打たせるべきだったと思うから、横浜側からすれば、長野選手を抑えたことで、次のギャレット選手との対戦が楽になったような気がします。
最終回には、見事に澤村投手が炎上してくれたので、巨人にとっては最悪な初戦になってしまいました。
でも、まだ明日があるので、巨人の先発の田口投手は、あとがない状況で厳しいだろうけど、なんと明日は勝って1勝1敗にして欲しいです。
高みの見物の広島からすれば、横浜よりも巨人の方がやりやすいだろうから、横浜が勝つのはちょっとイヤかもね。

追記.2016/10/09
今日は、なんとか筒香選手を抑えたことで、なんとか勝つことができました。
やはり横浜は、キーマンの筒香選手を抑えることがポイントだったので、今日の勝ちにつながったと思います。
巨人も横浜も、何度かチャンスがあったのですが、巨人・田口投手、横浜・今永投手が好投したので、なかなか目が離せなかったです。
最後は、長野選手の一振りで勝つことができましたが、辛勝なのでまだ横浜も、意気消沈になるような試合ではなかったでしょうね。
それに、昨日も今日も坂本選手にやられているから、明日はかなりマークをされると思うので、他の選手の活躍に期待します。
横浜も、明日も引き続き筒香選手を抑えるのがポイントになるから、筒香選手の前と後のバッターがポイントになりそうです。
最後に、高橋由伸監督に言いたいのは、点数差があれば澤村投手を使って良いですが、僅差の場合は、引き続きマシソン投手で良いと思います。
逆に、横浜からすればマシソン投手を打って、澤村投手を出させれば勝機があると思います。
明日がまさに天王山なので、巨人と横浜のどちらが、クライマックスシリーズのファイナルへ進むのか楽しみです。
